☆『学力向上特進コース』の詳細説明
アーガス個別指導会では小4~高1までの学年で『学力向上特進コース』を設置しております。主に私立の学校に通われている生徒を対象としております。このコースの指導は塾長・副塾長が中心となりグループ学習型個別指導を行っております。
<私立小学生の場合>
一般的に公立小学校よりも学習進度が速いため、学校の区切りのテストで90点以上を確保できていない生徒が何割かおられます。まずは学校のテストできちんと目標の点数を得点していただき、将来の中学受験にも悪い影響がでないように国・算を中心に基礎を固めていただきます。塾長・副塾長の手厚いフォローで確実に学校の授業が愉しいものに変わっていきます。目標を達成できた時点で『スーパー飛び級コース』または『中学校受験特別コース』に移っていただきます。
<私立中学生の場合>
小学生の頃から一生懸命に受験勉強をして、見事合格を勝ち取ってもそこがゴールではありません。そこはスタート地点なのです。厳しい現実として中学校1年生入学後、1学期の終わりには半数近くの生徒が学校の授業についていけていないという現実があります。私立中学校の場合、ほとんどが中高6年一貫体制を取っているので学校の授業についていけていないは大学受験勉強が成り立っていないということになります。これは中学校に合格するためだけの無味乾燥な詰め込み受験勉強の弊害だと思われますが嘆いてばかりもおれません。アーガス個別指導会では英・数・国を中心に塾長・副塾長が指導の下、まずは学校の平均点確保を目指していただきます。そして、上位3割以内に入れたあかつきには『スーパー飛び級コース』に移っていただきます。
<高校生の場合>
高校生は高校に入学した途端に大学受験勉強が始まります。私立高校や難易度の高い公立高校は入学早々から大学入試を意識した授業が始まります。塾での大学受験勉強は学校での授業に9割以上ついていきながら幅広い応用力を養っていくというものです。このコースではまずは単科の科目で学年上位1割以内に入るということを目標にしております。各自の目標ラインに達成したことを個人懇談で確認した後、『国立大学受験本科コース』にコースを変更していただきます。
*「平成29年度新規生募集要項」はこちらから ⇒ WEBページ
(下記の俳句は上記の説明と関係ございません)
◇般若寺の愉しい俳句石碑めぐり_01◇
「 散りたまる 花や般若の 紙の向き 」
芭蕉の門人向井去来の句です。これは旧暦3月25日(現在は4月25日)に執り行われていた鎌倉時代からの伝統法要「文殊会式」の様子を読んだものだと思われます。「花」は桜、但しそのころはソメイヨシノはありませんから山桜か八重桜だと思われます。現に今もお会式には八重桜が満開です。「般若の紙」とは般若経の経本のことを言っているのでしょう。ただ、般若寺では「大般若経」の転読ではなく、「一切経」を転読していました。去来さんが間違えたか、その当寺大般若経を転読していたのかは分かりません。大般若経は600巻ですが、一切経は5500巻あり7日間かけて読みました。転読は経本を全部読むのではなく経題を大きな声で読み上げ、そのあと折れ本を宙に高く掲げ左手から右手の表紙へ受けて閉じていきます。「紙の向き」は開かれた経本が風に吹かれて宙に舞ってかたむく様子をいっていると思います。この句から、桜の花の散る下での厳かな中にもなごやかな法要の様子が髣髴としてよみがえります。(般若寺住職Blogより)