スキー靴の大敵「舟状骨」
内くるぶしの斜め下方前方にある骨の事です
当方は医療機関ではないので、治療行為などは一切出来ませんが
スキー専門店を運営して、ブーツフィッティングをしていると
対応しないと前に進めない難敵です(笑)
↑ ↑ ↑
ここはとても重要な部分です
痛みが激しくて医療機関を受診すると
「有痛性外脛骨障害」 と診断される場合があります
*この場合は様々な要因により、本来舟状骨と一体化しているはずの外脛骨が分離しています
外脛骨は後脛骨筋腱と言うふくらはぎを構成する筋肉は骨に着いている部分であり
アーチが低下する&ふくらはぎが過緊張するなどの条件が重なると、付着部が炎症を起こし
痛みが出る場合があるそうです
このような方は、きちんと整形外科に行き状況を確認して、
治療院で筋肉の過緊張を緩めて下さい
次に、スキー靴を履く場合に関係する事項です
(舟状骨が当たると言われる原因など)
様々な要因により、足の中足部が内側に倒れ込んでいき
足の構造上どうしても突起のような状態になってしまいます
すると、スキーブーツの内壁に対して、点で当たるため
もの凄く痛みが出ることがありますね
一般的にはシェルを削ったり、インソールでアーチをあげて固定して
痛みを解消しようとしますが・・・それでは、根本的な問題は改善していかないですね
・シェルを削る
位置がずれたら意味が無く、削り過ぎるとシェルの剛性が低下→最悪穴が開きます
削る際に、なめらかさを持った状態に削らないと角が当たる事がある
当方では滅多に削らない部位ですね
・アーチを上げて固定する
足はしなりながら踏ん張って力を伝えるので、固定すると動きが悪くなります
舟状骨は痛くないけど、足の裏や土踏まずに痛みが出るケースが多いです
でも、アーチのサポート性が少ないと、痛みは出続けます
アーチは持ち上げるのではく、ニュートラルポジションで足形を採れば
自然にアーチの形は出来るのです
ただし、このノウハウがもの凄く奥が深くて難しいかな
なぜ?舟状骨が当たるのかを理解しないと、問題の根本に対してアプローチが出来ないので
問題が解決する訳がないのです
まずは、簡単に足の動きを確認した方が良いです
そして問題点を確認して、筋トレや靴のフィッティングをして
痛みが出にくい状態を作ることが最適解なのです
下記は簡単な説明です
インソールを作ったり、ブーツフィッティングをする場合
この動きぐらいは理解していないと、ちゃんとした加工は出来ないですね
「足のバランスが崩れている状態が基本的に、その人にとって自然な状態」
こんな見方が日本の基準です(私には理解が出来ないですけどね)
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次回以降、もう少しスキーに特化した部分を公開予定です
膝がまっすぐはいらない靴でお悩みの方に最高の連載になるはずです
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