2022年4月に公開される作品の個人的な注目作品をピックアップします。ただ、新型コロナウイルスの影響での公開延期などがまだあるかもしれないので、最新の情報をご確認頂くことをおすすめします。


週ごとに、ランキングに入りそうで、この記事で取り上げていない主な公開作も名前だけは挙げておいています。

また、地雷度というのをつけてみています。地雷度の☆が高ければ高いほど、面白いか面白くないか博打度が高い作品になっています。最高は☆5つ。 まあこれはネタ的なものなので、あまり真面目にとらないでください。基本的に大作系は☆少なめ、独立系は☆多めになっています。☆が少ない作品は「安定して面白いと思われる」もの。☆が多い作品は「つまらない時は本当に悲惨だけど、面白い時は自分の大切な一本になるかもしれない」ようなものだと個人的に思っています。

毎回書いてますが、当然のことながら観ていない状態で書いているので、誰かと行くといい、というのは憶測です。こんなはずじゃなかった。もよくあることなので、予告などを観た上で自分で判断してください。

というか気になるあの子を誘う時にこのブログをあまり参考にしすぎないように!
と、では順に書いていきましょう。

 

4/1公開
「シャドウ・イン・クラウド」
4月一発目はこちら。クロエ・グレース・モレッツが空でグレムリンや日本のゼロ戦と戦うというわけわからんストーリーの作品です。案の定レビューは「ストーリーがひどい」みたいな感じのようですが、まあ物語重視で行かなければ面白そうかなって思っています。個人的には「キック・アス」以来久しぶりにクロエ・グレース・モレッツの本格アクションが観られるのがうれしいです。ただ、本当に結構B級な感じだと思うのでデートとかで行くとちょっと危険かもしれません。
地雷度☆☆☆☆

 

「モービウス」
スパイダーマンシリーズの敵役であるモービウスを主人公とした一作です。「ヴェノム」がうまくいったので今作も決まったのかな、って邪推しちゃいますね。一方で予告を観る感じだとちょっとあんまり好きになれそうな感じがなかったので、どうなのかなって思っています。個人的な期待はあまり高くないけど、最近ソニーのスパイダーバースは面白いのでちょっと観に行ってみたいと思っています。
地雷度☆☆☆

 

「スピリットウォーカー」

韓国発のサスペンス映画です。12時間ごとにほかの人の体で目覚める男が主人公という、かなりとがった設定が気になる一作です。どういう映画なんだろう。すごい漫画っぽい設定ですが、映像としてもかなり面白そうなので気になっています。ただ、設定がキャッチー過ぎる分、期待しすぎて解決が肩透かしという可能性もあります。

地雷度☆☆☆

 

「アネット」

アダム・ドライバーとマリオン・コティヤールが主演するミュージカル映画です。なんだかよくわからないんですが、スパークスというバンドの曲が全編使われているようです。予告を観ようとして観た冒頭映像でいきなり「息を止めてごらんください。これが最後の深呼吸です」みたいなアナウンスが流れていたので気になってしまいました。すごそう。でも合わなかったらめちゃくちゃ合わなそう。

地雷度☆☆☆☆

 

「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」

21年に放映されたアニメの劇場化作品のようです。内容としてはアニメシリーズの総集編みたいな感じみたいなのですが、中身がちょっと気になったので挙げておきます。絵柄からほのぼの動物アニメと思いきや、本格ミステリーだったというのが話題になったそうで、ミステリー作品は観たいと思っているので気になっています。

地雷度☆☆

 

4/2公開
「キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性」
映画の「キャスティング」にスポットを当てたドキュメンタリー映画です。いつもエンドロールに出てくる「キャスティング」、何となくわかった気になっていましたが、よく考えたらどんなお仕事なのか知らないと思ったので、これを機に勉強してみたいなと思いました。映画の裏側に興味があるなら面白いと思いますが、結構マニアックだろうし、退屈に感じる人はいそうですね。
地雷度☆☆☆

 

「スペースクライングフリーセックス」
スパイの男女がセックスをした状態のまま戦うという「クライングフリーセックス」シリーズの最新作にして完結編。本当にばかばかしい設定で、これで映画撮ってる時点で勝ちなんですよね。ただ、もう少しギャグセンスが光って設定を超えてくると良いと思うんですが。ってこんな作品に何を求めているんだって感じですが。
地雷度☆☆☆☆

 

4月第1週の主な公開作
「女子高生に殺されたい」
 

4/8公開

「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」
「ハリー・ポッター」シリーズの以前の魔法世界を描くファンタスティック・ビーストシリーズの第3弾。DV報道があってジョニー・デップが降板して初めての作品です。マッツ・ミケルセン好きだからいいんだけども。面白いだろうなと思いつつ、前作、前々作の復習をちゃんとしないとわけわかんないんだろうなと思っています。前作意味不明だったし。そういう意味で地雷度はめちゃくちゃ高いと思っています。
地雷度☆☆☆☆


「今はちょっと、ついてないだけ」
原作の小説がすごく面白かったので、気になっている一作です。ただ、ちょっと映像化して面白いのかな?っていう内容だったので、そんなに実写には期待していないというのが正直なところです。普通に感動できる気もするんですが、原作は連作短編だったところが結構よかったし、映画よりもドラマの方が合いそうなんだよなあ。
地雷度☆☆☆

 

「THE3名様 リモートだけじゃ無理じゃね?」
かつて福田雄一監督が監督をしていたシリーズの復活作です。すごい好きで結構観ていたので、なんだか懐かしくなりました。ただ、今作は福田雄一監督じゃないので、それがどう転ぶんだろうってのはありますね。一週間限定公開っぽいので、結構観に行けない可能性も高いです。
地雷度☆☆☆

 

4月第2週の主な公開作

「とんび」

 

4/15公開

特になし。

 

4月第3週の主な公開作
「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」

4/22公開

「カモン・カモン」

「ジョーカー」でアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックスの最新作。少年との交流を白黒で描く一作です。予告編の空気感が結構よかったので気になっています。ただ、起伏が激しい作品ではないと思うので、その辺は好みがわかれそうです。でも安定してよい作品になっていそう。

地雷度☆☆

 

「KKKをぶっ飛ばせ!」

白人至上主義団体であるKKK(クー・クラックス・クラン)に復讐する黒人姉弟の映画です。いや、KKKひどいけどこれはどうなの?って感じがしている作品です。これ、どうなんだろう。まあでもナチスに対してはOKな感じもあるし、KKKのやってきたことを考えればこういう作品が世に放たれてもいいのかな。個人的には今作の出来うんぬんというより、こういう作品が世に出ている時点で差別に関して考えさせられるなあと思うので、観てみたいと思っていますが、一般的にはあんまりおすすめできる一作ではないと思います。

地雷度☆☆☆☆☆

 

4/23公開

「アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ 監督〈自己検閲〉版」
今月はタイトルに「セックス」と入っているものを2つも紹介するというなかなか珍しいことになっています。紹介していないけど「パリ13区」も性が大きなトピックとして扱われている映画みたいだし、なんか多いですね。さて、今作はプライベートな映像が流出してしまった女性教師を主人公とした一作のようです。それだけだといいかな、って感じだったんですが、この「監督〈自己検閲〉版」は監督のメッセージが本編の随所に挿入されるというのを見て一気に気になってしまいました。なんだよそれ。ドキュメンタリーじゃないのに本編の途中に入ってくるの?それありなの?
地雷度☆☆☆☆

 

「インフル病みのペトロフ家」
インフルエンザにかかったロシア人男性が、ロシアがまだソ連だった幼少期の記憶へと回帰していくというわけわからん一作です。妄想と現実が入り交じる中でロシア社会への風刺が効いた作品ということなので、今ちょっと観てみたい一作です。ただ、146分あるので合わなかったらめちゃくちゃきついな。
地雷度☆☆☆☆

 

4月第4週の主な公開作

「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」
「劇場版 Free! the Final Stroke 後編」

 

4/29公開

「ホリック xxxHOLiC」

人気漫画の実写化作品です。原作、好きで読んでたんですが、どこまで読んだかももう忘れちゃったから映画でも観てみたいなあって思っています。蜷川実花さんが監督するというのも、今作については良いと思います。世界観合っている気がするんですよね。ただ、結構長い話だし「ツバサ」とリンクしていたような気もするし、この映画だけで面白いと思えるかはわからないことろです。
地雷度☆☆☆

 

「手紙と線路と小さな奇跡」
韓国で初めて私設の駅として誕生した両元(ヤンウォン)駅の実話をモデルとしたドラマ映画です。私設の駅って何?って感じなので結構気になっています。そんなことあるの?って感じですが、まさに今作の内容が駅のできるきっかけを紹介したもののようなので、観てみたらわかるんでしょう。
地雷度☆☆☆

 

「チロンヌプカムイ イオマンテ」(「プ」は小文字が正式表記)
アイヌの伝統的な祭祀である「チロンヌプカムイ イオマンテ」を扱ったドキュメンタリーです。1986年に75年ぶりに行われたこの儀式の様子を2Kレストアを施して上映するそうです。全く意味わからないかもしれないですが、失われつつある文化に触れられる貴重な機会なので行ってみたいと思っています。
地雷度☆☆☆☆

 

「わが青春つきるとも 伊藤千代子の生涯」
昭和初期の社会運動家、伊藤千代子さんを描いた一作です。ちょっと思想的かもしれないと思いつつ、わずか24歳で亡くなった方の人生を垣間見てみたいという気持ちであげています。治安維持法が制定された当時の日本がどんなものだったのか気になります。
地雷度☆☆☆☆

 

4月第5週の主な公開作

「機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー」
「劇場版ラジエーションハウス」
「SEVENTEEN POWER OF LOVE : THE MOVIE」

 

と、こんな感じです。

今月、最も期待している映画は「シャドウ・イン・クラウド」ですかね。今月は気になるものも多いけど、突き抜けて興味があるものはないかも。「手紙と線路と小さな奇跡」とか「キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性」とかも行きたい作品ですね。

地雷だと思う映画は「KKKをぶっ飛ばせ!」ですね。内容がセンセーショナルすぎるし、ゆがんだ思想の作品になってしまっていそう。思想的にどうかわからないという意味では「わが青春つきるとも 伊藤千代子の生涯」もどっちに転んでいるかわからないですね。こっちは普通に面白そうでもあるけど。


って、もちろんここに載せている映画全部は行けませんし、ちょっと忙しいのですが、行けるものは行きたいと思います。感想はちゃんと書きますので、お楽しみに。さてさて、このブログを観て映画に行きたい!って人が増えますように。

ではでは!お付き合い頂き、ありがとうございました!また感染者が増えてきて怪しい感じになってきましたが、コロナが早く収まりますように。

興味がわいたものがあればぜひ観に行ってみてください。
やっぱり映画は映画館で観るとだいぶ違いますよ。

また、ここに挙げたもの以外にも結構映画は公開されています。
それを探すのも楽しいです。意外なものがすごく面白かったりしますから。

映画の公開日は基本土曜日だったのですが、最近は金曜日公開が主流になってきました。毎週、大体金曜日に上映スケジュールが変わります。予め調べてから行くことをおすすめします。

デートなんかで初めて映画館行くぜ!って場合は予約がいつからとれるか、なんていうのも調べて行く方がいいと思います。休日は意外と混むからね。観たいものが観れないなんてこともよくありますから!

では。みなさんが良い映画と巡り会えますように。