2021年10月に公開される作品の個人的な注目作品をピックアップします。ただ、新型コロナウイルスの影響での公開延期などは結構ありそうなので、最新の情報をご確認頂くことをおすすめします。
週ごとに、ランキングに入りそうで、この記事で取り上げていない主な公開作も名前だけは挙げておいています。
また、地雷度というのをつけてみています。地雷度の☆が高ければ高いほど、面白いか面白くないか博打度が高い作品になっています。最高は☆5つ。 まあこれはネタ的なものなので、あまり真面目にとらないでください。基本的に大作系は☆少なめ、独立系は☆多めになっています。☆が少ない作品は「安定して面白いと思われる」もの。☆が多い作品は「つまらない時は本当に悲惨だけど、面白い時は自分の大切な一本になるかもしれない」ようなものだと個人的に思っています。
毎回書いてますが、当然のことながら観ていない状態で書いているので、誰かと行くといい、というのは憶測です。こんなはずじゃなかった。もよくあることなので、予告などを観た上で自分で判断してください。
というか気になるあの子を誘う時にこのブログをあまり参考にしすぎないように！
と、では順に書いていきましょう。
10/1公開
「クリスマス・ウォーズ」
10月1発目はメル・ギブソン主演のアクションコメディです。武闘派のサンタクロースが、サンタを狙う暗殺者と戦うという映画。設定の時点でヤバい空気しか漂っていません。めちゃくちゃ面白いか、「あー、そういうの観たいわけじゃなかったんだよなあ」という空気になるか、どっちかな気がしています。でもまあサンタが戦うってもう絵面がいいよね。
地雷度☆☆☆☆
「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」
ご存知、007シリーズの最新作。もうずっと前から予告をやっては延期を繰り返してきた本作がついに映画館に登場します。「ボヘミアン・ラプソディ」のラミ・マレックが悪役のようなので、なかなか楽しみです。もう物語忘れちゃったけど、ダニエル・クレイグが最後のようなので、それも気になるところです。
地雷度☆☆
10月第1週の主な公開作
「護られなかった者たちへ」
「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」
10/8公開
「キャッシュトラック」
ジェイソン・ステイサムによるアクション映画。もう54歳なのに、バリバリのアクション映画のようですごいなって思っています。内容はそこまで期待していないのですが、単純なアクション映画、最近観ていなかったので行ってみたいです。
地雷度☆☆☆
「PITY ある不幸な男」
「ロブスター」でアカデミー脚本賞にノミネートされたエフティミス・フィリップ脚本のスリラー映画。妻が昏睡状態で嘆いている男性を描いた物語です。ある日、その妻が昏睡状態から復活して、なぜかその男性が錯乱するよう。「ロブスター」があんまり好きなテイストではなかったので、今作もきつそうですが、内容が面白そうです。
地雷度☆☆☆
10月第2週の主な公開作
「劇場版 抱かれたい男1位に脅されています。 スペイン編」
10/15公開
「DUNE デューン 砂の惑星」
ベストセラー小説の映画化作品です。かつてデビッド・リンチ監督が手がけましたが、酷評の嵐だった「DUNE」を再映画化。スター・ウォーズなんかにも影響を与えている一作なのでかなり気になっています。当時は難しかった表現なんかも現在はできるようになっていると思いますし、何よりアレハンドロ・ホドロフスキー監督版が企画流れになり、デビッド・リンチ監督版が酷評された曰く付きの一作に挑むという心意気からして並大抵の思いではないので、期待したいと思います。
地雷度☆☆☆
「最後の決闘裁判」
リドリー・スコット監督がマット・デイモン、ベン・アフレックによる脚本を映画化した一作。中世ヨーロッパで行われていた勝者が無罪となり、敗者が有罪となる決闘裁判を巡る物語で、フランスで最後に行われたものをモデルとしています。ポスターがとにかくかっこよくて、気になっています。
地雷度☆☆☆
「THE MOLE（ザ・モール）」
元料理人であるデンマークの一般市民が北朝鮮の闇組織に潜入してその実態を探るというドキュメンタリー映画。これ、映画化目的でやっていた訳でもなさそうだし、企画で送り込んでいる訳でもないんですよね。まあそんなのしてたら怖すぎるんですが、自発的に北朝鮮の闇を暴きたいって潜入しているそうなので、この発想もすごいし怖いです。心臓に悪そうですが、気になっています。
地雷度☆☆☆☆
10/16公開
「プリテンダーズ」
女子高生がSNSを武器にして社会を変えようと奮闘する物語。らしいのですが、これはタッチがどんな感じかにもよる気がします。軽いタッチでコメディみたいに描いてくれれば楽しく観られるけど、重い感じだったら結構キツそう。ただ、SNSを使って、という方法の中身が面白ければかなり良いのではないかと思います。
地雷度☆☆☆☆
10月第3週の主な公開作
「燃えよ剣」
「劇場版 ルパンの娘」
10/22公開
「G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ」
ん？「G.I.ジョー」ってまだ続いていたの？と思った一作。「G.I.ジョー」は過去2作ともつまらなかったので、スルーしようかと思っていたのですが、レビューとか軽く見るとあんまり関係なさそうだしエセ日本満載っぽいので逆に興味が湧いてきました。まあでも多分ヤバいんだろうなあ。「るろうに剣心」シリーズのアクションを手がけた谷垣健治さんがアクションで関わっているので、それを観たいという気持ちが強いです。
地雷度☆☆☆☆
「ビルド・ア・ガール」
「ブックスマート」のビーニー・フェルドスタインが主演ということで選んでみた一作。冴えない高校生が辛口音楽ライターになるまで、というどうして企画が通ったのかもよくわからない映画なのですが、逆にいえばそれだけ面白いのかな、と思って少し興味が湧いています。
地雷度☆☆☆☆
「二人小町」
芥川龍之介の同名戯曲を香港と日本の合作で描いたダーク・ファンタジー映画だそうです。読んだことないからどういう感じなのかわかりませんが、明治〜昭和初期の作家の作品をダーク・ファンタジーとして撮るのはすごく良さそうな企画だと感じています。まあ監督のセンスが問われるとは思いますが。
地雷度☆☆☆☆
「ロン 僕のポンコツ・ボット」
ディズニーの新作アニメ映画がようやくちゃんと映画館で公開されそうです。もうそれだけで観たいという気持ちが強いですね。ただ、日本版のポスターは「ベイマックス」の二番煎じっぽいので、あんまり惹かれないのですが。
地雷度☆☆
10月第4週の主な公開作
「CUBE 一度入ったら、最後」
「映画トロピカル～ジュ！プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪！」
「ひらいて」
10/29公開
「アイの歌声を聴かせて」
「サカサマのパテマ」などの吉浦康裕監督によるオリジナル長編アニメーション映画です。予告編はなんとも言えない感じなのですが、「サカサマのパテマ」が面白かったので、興味を持っています。ただ、今作もどっちに転ぶかわからないところがあるので、少し不安ではありますね。
地雷度☆☆☆
「アレックス STRAIGHT CUT」
ギャスパー・ノエ監督の出世作である「アレックス」を再編集した一作。毎回観ては「思っていたより微妙だった」と書いてしまっている気もしますが、やっぱり物語とか面白そうだと感じてしまうんですよね。今作は時系列が遡っていく演出が評価されていたそうですが、時系列を普通にした編集だそうです。それは面白いのだろうか、と思いつつ、元の「アレックス」を知らないほうが新鮮に観られそうなので行ってみたいと思っています。また「思っていたより微妙だった」ってなったらすみません。
地雷度☆☆☆☆
「ゾンビ・プレジデント」
台湾の議会で突如総統がゾンビになり、それを武術使いの女性立法委員インインと彼女に片思いする新米委員ヨウウェイが迎え撃つ、という何を言ってるのかさっぱりわからない設定のホラーコメディ映画です。設定がヤバすぎて最高だな、って思っています。頭おかしすぎるので絶対行きたい。
地雷度☆☆☆
「ロスト・ボディ 消失」
飛行機に乗り遅れた建築家が謎の女性から殺人などの犯罪の話を聞くという不思議な映画のようです。それが建築家自身の秘密を暴き出すことに繋がるという展開が結構気になります。ただ、タイトルとの関係もよくわからないし、謎すぎる感じです。
地雷度☆☆☆☆
10/30公開
「キラー・ジーンズ」
ジーンズが人を襲うというシンプルかつアホすぎる設定のホラーコメディ映画。どうやらスプラッタ描写は結構すごいようなので、そういうのが苦手な人はやめたほうがいいかもしれません。でもこういうB級すぎる設定はかなり気になっちゃいますね。
地雷度☆☆☆☆
10月第5週の主な公開作
「劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア」
「老後の資金がありません！」
「そして、バトンは渡された」
と、こんな感じです。
今月、最も期待している映画は「ゾンビ・プレジデント」ですかね。設定が面白そうなのと、なんか本当にくだらない感じで良さそうです。あとは「キラー・ジーンズ」も観てみたいですね。10月はハロウィンということもあってスリラー映画が多く公開されますね。
地雷だと思う映画は「アレックス STRAIGHT CUT」ですね。時系列がさかのぼるのが特徴の映画で時系列を普通に戻すというのはなかなか面白い試みですが、ヤバそうです。これでどっちも面白かったらすごいよなあ。
って、もちろんここに載せている映画全部は行けませんし、ちょっと忙しいのですが、行けるものは行きたいと思います。感想はちゃんと書きますので、お楽しみに。さてさて、このブログを観て映画に行きたい！って人が増えますように。
ではでは！お付き合い頂き、ありがとうございました！コロナウイルスが早く収まりますように。
興味がわいたものがあればぜひ観に行ってみてください。
やっぱり映画は映画館で観るとだいぶ違いますよ。
また、ここに挙げたもの以外にも結構映画は公開されています。
それを探すのも楽しいです。意外なものがすごく面白かったりしますから。
映画の公開日は基本土曜日だったのですが、最近は金曜日公開が主流になってきました。毎週、大体金曜日に上映スケジュールが変わります。予め調べてから行くことをおすすめします。
デートなんかで初めて映画館行くぜ！って場合は予約がいつからとれるか、なんていうのも調べて行く方がいいと思います。休日は意外と混むからね。観たいものが観れないなんてこともよくありますから！
では。みなさんが良い映画と巡り会えますように。
