3月3日、日本アカデミー賞の最優秀賞が発表されます。
たまにはちょっと予想でもしてみようか、ということで、やってみます。
観ていない作品も多いので、割と適当ですが、「こういうこと思う人もいるのね」くらいの軽い感じで読んでみて頂ければ幸いです。

 

日本アカデミー賞は優秀賞が授与された作品の中から最優秀賞を選ぶ方式になっています。賞の対象となるのは、東京地区で1日3回以上、2週間以上継続して上映された有料の40分以上の作品です。選ぶのは日本アカデミー賞協会会員。ですが、当然のごとく、会員が全ての作品を観られるわけがないので、どうしても興行収入が多かったり、全国大規模公開されている作品が有利になると指摘されています。また、会員には東宝、東映、松竹の社員が含まれているため、公平性がないのではないか、という指摘もあります。
 

まあ、こういう賞は基本的に批判も多いですが、個人的には映画が話題にのぼるんだったら、いいじゃないかと思っています。もちろん、もっと公平に選ぶ賞ができればそれがいいかな、とは思いますが、ないよりはマシだと考えています。

 

というわけで、まあこの話題に乗っかることで、少しでも多くの人に知らなかった映画をお伝えしたいと考えています。気軽にお読みください。

 

予想は◎(本命)、○(対抗)の2つで入れていこうかと思います。ちなみに作品名の後に(×)と入れてあるのは僕が観ていない作品です。

 

「第40回日本アカデミー賞」優秀賞の主な受賞結果。
 

優秀作品賞

○「怒り」
「家族はつらいよ」(×)
◎「シン・ゴジラ」
「湯を沸かすほどの熱い愛」(×)
「64-ロクヨン-前編」


個人的には「シン・ゴジラ」よりも「怒り」なんですが、最優秀監督賞を庵野監督と樋口監督にとらせるわけにはいかないのではないか、ということから作品賞を「シン・ゴジラ」に、監督賞を「怒り」の李監督に、という分け方をするのではないかと考えました。

 

優秀アニメーション作品賞

◎「君の名は。」
「聲の形」
○「この世界の片隅に」
「ルドルフとイッパイアッテナ」
「ONE PIECE FILM GOLD」(×)


さすがに「君の名は。」なんだろうなぁ、と思っています。東宝系が多くなって、批判されることをかわすために「この世界の片隅に」を選ぶという可能性もあるとは思います。個人的には「君の名は。」はそこまででもないかな、って作品なんですが、ここのところ興行収入が一番良いアニメ作品がとる傾向にあるので、「君の名は。」ではないでしょうか。

 

優秀監督賞

庵野秀明(総監督)/樋口真嗣(監督)「シン・ゴジラ」
新海誠「君の名は。」
瀬々敬久「64-ロクヨン-前編」
○中野量太「湯を沸かすほどの熱い愛」(×)
◎李相日「怒り」


前述の通り、作品賞と監督賞を分け合うと思ったので、李監督を予想。あとはマイナー作品を選ぶとしたらここかな、というのもあるので、中野監督を対抗で挙げています。でも李監督か、新海監督な気がするなぁ。

 

優秀主演男優賞

綾野剛「日本で一番悪い奴ら」(×)
岡田准一「海賊とよばれた男」(×)
◎佐藤浩市「64-ロクヨン-前編」
長谷川博己「シン・ゴジラ」
○松山ケンイチ「聖の青春」


これはもはやよくわかんないです。岡田さんの二度目はちょっと早いかな、ということと、それなりに映画シーンを盛り上げた「64」から誰か入れたいのではないか、と思って佐藤さんにしてみました。松竹だしね。個人的には「聖の青春」の松山さんは素晴らしかったので、とってほしいと思っています。でも、佐藤さんの演技は良かったですからね。

 

優秀主演女優賞

大竹しのぶ「後妻業の女」(×)
黒木華「リップヴァンウィンクルの花嫁」(×)
広瀬すず「ちはやふる-上の句-」
○宮崎あおい「怒り」
◎宮沢りえ「湯を沸かすほどの熱い愛」(×)


よくわかんないです。っていうか観ていない作品が多いので。宮沢さんが審査員受けがいいのかな、と思って予想しています。広瀬さんはまだ早いって気がしますし、そもそも作品があまり主演女優向けじゃないので、今回は回避。大竹しのぶさんとかもいきそうかな、とは思いますが、新進映画監督に箔をつけたいのではないかと思い、「湯を沸かすほどの熱い愛」をちょっと強めにおしてみます。

 

優秀助演男優

竹原ピストル「永い言い訳」(×)
○妻夫木聡「怒り」
◎東出昌大「聖の青春」
森山未來「怒り」
リリー・フランキー「SCOOP!」(×)


こちらもよくわからないですね。ただ、個人的には東出さんの羽生善治さんはすごかったと思うので、おしていこうと思います。妻夫木さんもすごかったし、森山さんもすごかったです。ここは激戦ですね。上下2作品は観ていないですが、誰がとってもおかしくない気がします。

 

優秀助演女優賞
石原さとみ「シン・ゴジラ」
◎市川実日子「シン・ゴジラ」
杉咲花「湯を沸かすほどの熱い愛」(×)
広瀬すず「怒り」
○宮崎あおい「バースデーカード」(×)


これもよくわかんないんですよね。ただ、ネット上の人気によって「シン・ゴジラ」の興行を後押しした市川さんに分があるかな、と思っています。広瀬さんはいきなり主演女優賞をとらせたいのではないか、と思うので、今回はとらないと予想します。石原さんを選ぶなら市川さんかな、ってところもありますし。

 

 

さてさて、果たしてどうなるんでしょうか。まあ本当に適当論理なのですが、コメントとか全然大歓迎です。別に僕は映画業界に精通していないですし、予想サイトとかもみていないので、完全自己満です。

 

では!日本映画が今年ももっともっと盛り上がりますように。