やりたいヤツ | アダルトチルドレンの夜職とチャットレディ体験記。

アダルトチルドレンの夜職とチャットレディ体験記。

アダルトチルドレンの生き様を現在進行形で書いたブログです。

チャットレディの記事多めです。

人に何かを教えるというよりは、奮闘記録に近いものとなっています。


同じように悩める方の気晴らしになればと思っています。

昨日の深夜、元セ○レからメール。

おそらく飲みの誘い。

スルーを決め込もうと思いましたが、既に二回くらいスルーしてるので、3回目はさすがに無視出来ず。


「もう寝るところ」

と返信しました。


長い付き合いだし、別にヤるわけじゃないのだから返信くらいね。


心の中で言い訳しながら、毎日毎日、A君のことばかりの頭の中を私は紛らわせたかった。


リアルな男とメールをすると、顔も匂いも体温も知らない妄想の恋から、急に現実に引き戻された気がしました。


正気に戻るというか。


そして、恋心を抱いてない男とのやり取りの気楽さ、ある種の安心感を感じました。


そんなことを言えるのも、しっかり終わらせた恋だから。


私は恥ずかしながら26の時、この人を好きでした。

イニシャルの刺繍を手縫いで縫い付けたシャツをプレゼントしたり、すごく追いかけたのを思い出します。


しかしその重さが良くなかったのか、振り向いてもらえず、私はそのうち夜の仕事を初めてしまい恋愛感情も消えていきました。


でも、楽になるまで一年かかりました。


そんな時間の経過があるから、今の私は彼に恋に落ちない自信があります。(胸張って言うことじゃないけど)


それが妙に安心するんです。


そしてヤツも私を好きになることはない。
そう思っています。



なのに昨日のメールの最後。
『お休み(ハートマーク)』

「えぇ!?(゜ロ゜ノ)ノ」っとなりました。


ちょっとアンタ、ハートマークラブラブなんて使ったことなかったじゃん!


おやすみも漢字だし!

なんか今までと違う。


私が何年、メールの仕事をしてきたと?私をなめんなよ(←別になめてない笑)

これは………



………
私とやりたかったでしょー!


……シーン…



私が追いかけてた時は見向きもしなかったクセに、私が結婚したら急に…。


でも、男女ってそういうものですよね。



その後風呂に入って湯船に浸かりながらぼんやり思いました。


「あいつ、私とやりたいんだ…」


それは、優越感のような感情でした。


一瞬、悪い考えが思いつきましたがすぐに掻き消しました。




たぶん、あいつM。
A君と同じ。
ならA君の代わりになってもらおうかな。

私辛いんだもん、いいよね?


そんな考えが一瞬思いつきましたが、あいつは道具じゃないと自分を諫めました。


女って、年々怖くなるのかしら。私だけ?



失恋すると、自尊心が低下するといいます。

私も今、そんな状態に陥っているのかも知れません。
でもきっと、他の男性で埋めることは出来ないでしょう。


寂しさから逃げていては、孤独を乗り越えることは出来ないと思うのです。


ただ、頭が強迫的に執着し、外界から遮断されている私にとって、ヤツとのやり取りは
現実に戻してくれる足掛かりとなってくれました。


あいつは、生身の私を知っている。


妄想ではなくて、頭の中だけの出来事ではなくて。


私、ちゃんと存在してる。生きてる。


今の私に必要なのは、現実感と気晴らし、自尊心の回復なのだと気付かされました。