そこにいるだけで、気分が楽になる。
癒されたいと思っていたわけでもないのに、フッと力が抜けて心の痛みが楽になる感じ。
今日、そんな素敵な女性に出会いました。
しかし、
もう二度と会うことはないでしょう。
なぜなら、その女性はバラエティーショップの店員さんだったからです。
たまにいるんですよね。
ヒーラーやセラピストを名乗っているわけではないのに、すごい癒しのパワーをお持ちの方が(´▽`)
そういう方に身体の一部を触れられると、私だけかもしれませんが
気付いたらなんか気持ちよくって、眠くなってしまうんです(^_^;
なので、その女性からお試しネイルを施してもらったら、指一本だけなのにほわ~っと眠気がやってきて気持ち良くなっちゃいました。
思い出すとまた眠気が(~_~;)
初対面だし営業なのに不思議な力です。
私、夜働いてる時に人差し指に小さいルビーのファッションリングを嵌めていた日があったんですが、
「指輪の似合う指じゃない」
とお客様から言われてしまい、それから若干自分の指がコンプレックスで。
私の手は小さく短いので、ネイルやリングなど、ファッショナブルなものは似合わないんだなーと内心ガッカリでした。
私の手は飾るものではなく使うものでした。
美しさが叶わなかったから、働き者の手になるしかなかった。
そんなことを思い出します。
ところが今日の女性店員さんは、
「華奢な指ですね、羨ましいです」
なんて言ってくれたんです(i_i)
営業トークでも嬉しかった。
私は、パキッとした白にラベンダー色の花模様のネイルを選んでやってもらいました。
思ったより本格的な仕上がりで、
「すごーい。綺麗ですね嬉しいです」
と思わず口にしました。
やってもらったお礼に購入しようかと考えましたが、女性の癒しに甘えて、やってもらっただけで終わらせることにしました。
買わなくて悪かったかな、なんて思ったけれど、女性店員さんはその時既に何事もなかったかのように他のお客さんの対応をしていました。
その笑顔がにこやかで優しさに溢れとても素敵でした。
帰り道、駅からの夜道を歩いていると
不意に寂しさと胸苦しい不安に襲われましたが、なんとか自分を保てたのは、女性とのわずかなふれあいがあったおかげかも知れません。