喧嘩した当日、思ったこと。
怒らなければよかった。
A君を失うくらいなら、私は何でも我慢する。
もう二度と怒らないから帰ってきて。
私の心は泣き叫んでいた。
でもね、私。
怒らないでいることなんて出来なかったよね。
耐えられることの限界を超えていた。
私にとっては辻褄の合う、起こるべくして起こった出来事だったんだよ。
我慢なんて出来なかった。
思い詰めた口調で
「会いたい」
と言われて、私は会おうよって言った。
もうこのくだり、このパターンの会話何度もしてる。
その時の私は、すごくA君を求めていて、受け入れてもらうことを望んでいた。
でも、答えはいつも
「会えない」
と返ってくる。
物理的には会えるのに、彼の心が拒否しているから。
自信のなさ、不安、プレッシャーが強すぎるみたいで。
喧嘩した日なんか、プレッシャーでおなか壊しちゃってるし。
「会ったら終わっちゃいそうで怖い。ポイってするんでしょ」
「終わらせるために会おうとしてるんでしょ?」
とも言われる。
だからといってずっとこのままでいいと言うの。
不安なのは理解できるけど、「会いたい」と言っておきながら、こっちが会おうと言うと断られるっていう繰り返しに矛盾を感じる。
私は確かに、ひとつの何かしらの答えが欲しくて、着地点が欲しくてA君に会おうとしてる。
ヒートアップするばかりの熱を冷ましたくて、目を覚ましたくて会おうとしてる部分もあるかもしれない。
それをA君は敏感に感じ取ってる。スルドイな。
でも、彼の言い分は彼の言い分。
私としては、
『私が求めたことへの拒絶 』
を強く感じてしまうんだよ。
会えないと言われた瞬間に、私は電話をブチッと切ってしまった。
耐えられなくて。
受け止めてほしくて何度求めても、繰り返される拒絶。
それがひどい扱いに感じるんだ。実際ひどいと思うし。
ほんとに、怒りがバーン!っと出た。
モゴモゴ、モジモジする彼にイライラしながら言葉を待ってた時点で爆発しそうな気配は感じてたんだけどね。
溜めて溜めて溜めてのバーン!!だよ。
怒ったことを後悔しても、振り返るとやっぱり止められなかったなぁと思う。
喧嘩した夜、ごめんねとメールが来て私は救われた思いだったけど、昨日の夕方から連絡が途切れてしまった。
今後どうなるかはわからない。
今は禁断症状に飲まれないよう、少しでも快適に自分を楽しませることに集中して生活してる。
記憶も苦しみも渇望感も、湧き出るままに感じていくしかない。