ペタしてね

昨日、ある本屋さんへ行き、ある精神科医師が書いた、変わった本を1冊、購入をしてきた。


その本は、最上悠著【脳の炎症を防げば、うつは治せる】(長岡書店 1000円)。


本当は、もう1冊欲しかった。


それは、河野和彦著【認知症は治せる】(マキノ出版 1400円)という本である。


最初に紹介をした本は、これから、少しづつ、述べていくので、後者の本を、少しだけ、説明をしたい。


皆様もご存知のように、認知症は、世界中の学者先生たちが、恐らく、少なくとも数兆円~数十兆円の研究費用を投じて、研究開発をしているだろうが、まだまだの領域を脱していないのは、認知症だけに限らず、癌に対しても、特効薬は、まだまだの感である。


ところが、その、名古屋で開業をしておられる河野医師のやり方は、通常の認知症の医薬品の量を、もっと少な目の量から処方をしていき、それに、「米ぬかから抽出をした、フェルラ酸」という栄養素を含ませた、栄養補助食品も併用していることである。


アルツハイマー病の脳内の原因物質の1つとして、ベーター・アミロイドという異常なタンパクが溜まることが、解明されている。


脳内で、酸化ストレスが起きると、そのベーター・アミロイドが溜まってきて、脳を炎症させるのだが、脳細胞を保護作用をもつフェルラ酸が脳室へ投与されると、学習記憶向上作用が正常状態にまで回復するというネズミの実験は、世界中で確認されている・・・と(インターネット検索で拝見できる、オリザ油化株式会社・学術発表「フェルラ酸」を参照させて頂きました)。


ところで、フェルラ酸は、じつは皆様方の住む、近隣のスーパーマーケット店でも市販されている身近な食品としての「発芽米」の中にも、その袋の裏には成分量が表示されており、その1つに、「総フェルラ酸・・・・OOmg」と表示されてあるので、よく見て頂きたい。


発芽米・・・ということは、これから数千年間もの、長い期間、幾世代にもわたって、その丈夫な遺伝子をも引き継いで生きていけれる、元気=丈夫な遺伝子を持っている食品である。


ちなみに、「白米」では、芽は絶対に出ない。


なぜなら、白と米を合わせた字が、「粕」という漢字となる。




さて、最初に紹介をした本には、世界の精神科医療にも詳しい精神科医師なのに、「地中海式・食餌療法は、薬の他に、脳に良い他の民間療法を併用したいという人には、お勧めの食餌療法・・・・」として、詳しく解説をしている。


日本よりも、世界、特に欧米の高い知識層の人たちに広まっている、マクロバイオティクスという食餌療法も、玄米を推奨している。


数千年も前からの、古代からの健康と食事の内容を知れば知る程、自然に実り、採れたての状態から、なるべく加工をしないで、そのままの生の状態か(果物とか、木の実のように)、加熱をしても、煮るか焼くかだけの調理法である。


何事も、原点に立ち返れば、狭い科学の1つの分野が、医学であり、物理学、化学・・・・であるが、自然は、全てを含んで、黙して、語らず、微笑みかけている。


ならば、こちらも、自然という大きくて暖かい波動を感じられるように、波長を合わせることが大切だと思う。


その第一歩が、なるべく加工された食品ではなく、土の中に蒔けば芽が出てくる食べ物=つまり生きている食材を選んで、体内へ取り入れようではないか・・・?


そうすれば、大自然は、無限の宇宙的な力を、元気というエネルギーが、ほぼカラッポになりつつある、あなたの心と体に、元気という肉眼では見えない形で、自然に注がれていく。


それは、あたかも、砂漠の中をさまよってきた状態で、咽喉が乾いた状態のところへ、コンコンと湧き出ている泉の小池に、動植物たちが群がっていて、渇きを潤し、横になって心身を休めて、元気を取り戻す、自然の動植物のように・・・・・。


同じ、口に入れるならば、食材を選ぶ目=芽が出る食材=または、それに近い食材を選ぶ知識を養って頂きたい。


このブログでは、小さな存在である、「私が発見した健康法」・・・・とかいう狭い見識ではなくて、何千年にもわたる法則=自然の定理のような視野から、取捨選択をして、ここで、その参考となる、国内外の医学の情報を、少しづつ、紹介をしていこうというのが、このブログの目的である。


どのような天才的な人でも、またテレビに、もてはやされている有名な先生方の健康法も、元々の根源を探れば、殆どすべての健康法や医術は、実は数千年も前からの派生した1つの分野に過ぎない・・・と、偉い方ほど、そのように自分の著書本の中で、謙虚な心を述べている。



「俺が私が、我を捨てて・・・・、低く下座につきたがる・・・」(ある禅寺での講義より)