いつも、御愛読を頂きまして、有難うございます。
さと、今回から、知られざる日本の伝統食品の1つ、「酒粕」について、述べていきます。
引用文献は少し古いですが、1998年出版の本で、秋田大學名誉教授、滝澤行雄監修【酒粕の凄い特効】(おおぞら出版 1200円)の本から、一部抜粋の形で述べていきます。
1.酒粕の中に含まれる水分を除いた、約40%が、タンパク質で出来ており、他に、ビタミン、ミネラル類も、豊富に含まれております。
2.酒粕の中には、インスリン様物質の酵素が含まれているので、糖尿病の悪化防止に役立ちます。
3.血圧を上げる酵素を阻害する酵素、つまり、血圧を下げる酵素が含まれております。
4.日本酒の原料になる米麹の中には、ガンマー・アミノ酪酸、つまり、GABAという物質が、多く含まれております。
5.高齢者や中年以降の女性には、骨がもろくなる、骨粗しょう症になりやすいですが、それを阻害する酵素が、米麹の中に3種類あることが発見されており、進行・悪化を阻止したり、悪化予防の役目をもっていることがわかりました。
すでに、特許申請をした企業もあるとのこと。
アメリカ・ピッツバーグ大学のデビット・バン・ティエル博士の研究では、1週間=7日間ですが、3杯目から、その酵素が上昇し、そして6杯目で安定に達した・・・と、体内エストロゲン値を(女性ホルモン)、研究されましたが、閉経後の女性たちにも、骨粗しょう症にかかりにくくなる事がわかり、さらに、全く飲酒をしない女性では、エストロゲ値は最低値を示したとのことです。
ジドニより・・・
アルコールは、過ぎたるは、肝臓やその他に、害が出現してきますから、もう少し、飲みたい・・・という所で控えることが大切です。
ジドニも、アルコールは毎日、夜に頂いておりますが、その量は、日本酒か、洋酒の水割りで、缶コーヒー1缶だけの量を、初めから決めて注ぎ、それ以上は、自分への甘い心の自分と(笑い)、厳しく自分を監視をしている、もう1人の自分とが、常におりますが、日常的には、自分に対して厳しい自分が首座に付いておりますから、冠婚葬祭のような歓待の席以外では、年中、その量はわが家の中で変わらず、毎晩、妻の手作りの、納豆ギョーザなどのおかずを食べながら飲む生活であります。
良い仕事・良い判断・・・をしていく為には、毎日、自分を節制し、いつも万全な体調保持に努めることが、本当の専門家=プロフェッショナルとしての使命感・・・が、求められているものと思っております。
「多ければ、すなわち迷い失うこと、益々多く、少なければ、即ち、得ること益々多し・・・」
(古代中国・老子の漢文より)
次回も続きます。
お楽しみに・・・