ご無沙汰しています。
 
3月に入り空気がやわらかに感じられる今日この頃、ひと雨ごとに季節が前へ進んでいる気がいたします。
 
 
趣旨を変えながら、休みがちにこのブログを続けてまいりました。
最近は介護中心の記事が多かったのですが
そのかけがえのない祖母が昨年12月、遠いところへ旅立ちました。
 
 
祖母なしで生きてはいけないわたしは毎日泣くしかできず、今も思いにふけってぼーっと過ごしてしまいます。
 
 
道を歩いているときも、台所に立っているときも、仕事に向かっているときも容赦なく涙があふれます。
 
祖母のいないこの世は空気の薄い状態になり、息苦しさを覚えます。
 
どこに行ったら逢えるの?
 
いまどこにいるの?
 
そんなことを空気に話しかけてしまいます。
 
 
 
3ヶ月が経過する中で悲しみの種類(状態)が刻々と変化していくことを知りました。
 
漠然とした悲しみから数えきれない思い出とともに強い喪失感を伴った悲しみへ。
 
声、肌質、笑顔、記憶が遠ざかっていく怖さを伴った悲しみも。
 
日にち薬がすべての悲しみを癒やしてくれると初めは考えていましたが、そうではないのだということを日々感じています。
 
 
今のわたしはとても弱虫になってしまい、本当にぐうたらとしか言いようがありません。
最低限の家事と仕事、気まぐれに御経をあげて、合間にゲーム。
 
こんなわたしをみて残念に思っているかなと思いますが、
こういうとき「無理せずにね」って言いかねない祖母だから、余計涙が出てしまいます。
 
 
このような精神状態のためブログの更新はいったんここで終わりにしようと思います。
この場を借りて祖母のことをお知らせするべきか迷いましたが、励ましてくださった方にお礼を述べるためお伝えする必要がありました。
 
 
気まぐれでつたないブログでしたが気持ちを吐露することで頑張れていた部分がありました。
 
本来なら高齢者のリスクや祖母が患った食道裂孔ヘルニアからの誤嚥性肺炎、この介護経験を広くお伝えしてどなたかのお役に立てるブログを作るべきところ、今はその気力が持てずただただ自分勝手で情けない思いです。
 
ただAmebaにいる限りは何でもお答えしていく所存です。
もしわたしにわかることであれば施設のこと、在宅介護のこと、そして後悔、
なんでもお答えしたいと思っています。
 
 
いつかひょっこり...
現れるかわかりませんが一歩前進できたらまた笑顔でご挨拶できますように...
 
 
心からありがとうございました。
 
 
 
 
2016.4.6 (水) 15:22
祖母とお花見
降ってきたさくらを手のひらにのせて...
 
 
 
ゆずこ