記憶は少しずつ薄れていくかもしれないが、写真はその瞬間を残してくれる。そして、写真をながめると、その地点に戻ってみることができる。さまざまな思いがよみがえる。
ゆったりした時間の中で、過去を振り返ることは実に楽しい。それは、楽しい瞬間だったからだ。写真に撮っている瞬間は、そう、楽しいできごとだからだ。楽しい思い出を振り返るから、楽しいに決まっている。
この写真は、大学の卒業を間近にひかえて、ニセコにスキーに行ったときのもの。卒論が終わって、残り少ない学生生活を遊びほうけた。とても、楽しい時間であった。3月の末には上京して、会社の独身寮に入ることになっている。
そう、その時の自分の写真を見ていると、それは過去の自分であり、これから起こる未来のこと知らない。過去の写真に写った自分に、「お前は、これからこんなことをするんだ」「お前の身に、こんなことが起きるんだ」「お前の目の前には、こんな選択肢が現れるんだ」と言ってあげたい。
タイムマシンに乗って、過去にさかのぼることができたなら、過去の自分にどんなアドバイスができるだろうか?
これから起こることがわかっているならば、きっといいアドバイスをして、豊かで幸せな人生を送らせることができる。成功した人生を送らせることができる。
では、こんなことは考えれないだろうか?
いま、未来の成功した自分がやってくる。今の自分は、未来から見たら過去の一瞬。
未来の自分は、今の自分がこれからどうなるのかを知っている。
未来から今を見て、どう思っているか想像してみよう。
「毎日、イキイキして満足できているか?」
「自分のしたいこと、楽しいことをできているか?」
「成長しようとしているか?」
「無駄に時間を過ごしていないか?」
まず、未来の自分、10年後の自分、5年後の自分をイメージしてみる。
具体的に鮮明にイメージしてみる。
そして、部屋のドアからやってくるんだ。
未来との自分と対話する。それは、素晴らしいことではないか。