投資を始めよう


投資をするには その投資が何なのかということをしっかり理解してからではないと投資してはいけません。

投資というものは リターンが高ければリスクも高いということが 鉄則です。 

逆にリスクが低ければ リターンも低いということは覚えておいてください。

 

 

貧乏から抜け出す唯一の方法とは?

 



ですので あなたの知り合いが これすごくリスクが低いんだけど がっつり儲かるんだよと言ってきたらまずは疑ってください。

まずは投資の種類の1つである債権を説明していきます。

債権はリスクがすごく低い投資になりますが その分 リターン も少ないです。

債権の説明をする前にまず 年利のことをお伝えしなければいけません。

年利の種類は大きく分けて2種類あります。

それは単利と複利になります。

証券会社の人や銀行の人が これ 年利5% なんですよ とよく話を持ってきます。

しかしその利率が単利なのか 複利なのかで大きく違ってきます。

 

 

単利と福利とは

 



単利とは

単利とは、元本に対して利息が一定期間ごとに加算されることで、その利息がその後の期間に影響を与えない利息計算方法です。

つまり、利息は元本のみに適用され、利息が加算された後の金額には再び利息が付与されない仕組みです。


複利とは

複利とは、元本に対して定期的な利息が加算され、それらの利息も次の利息計算の基になる利息計算方法です。

つまり、利息が元本に加えられるだけでなく、次の期間では元本と前の期間で発生した利息の合計に対して新たな利息が発生します。

複利は時間が経過するにつれて元本に対してより多くの利息が加算されるため、単利よりも高い利益をもたらすことが特徴です。

長期間の投資や預金において、複利は元本の成長を促進する重要な要素となります。


それでは 単利と複利 どちらがいいと思いますか。

1000万円を投資した時に単利の場合と複利の場合を シュミレーションしてみます。

1000万円を単利 3%で運用した場合 1年5後には 1150万になっています。

同様に 1000万円を 複利 3%で運用すると5年後には 1159万になります。

5年後では 単利と複利だと 9万円の差でそんなに大きな差はないかもしれません。

しかしこれが40年後になると単利で運用した場合は2200万円、福留で運用した場合だとなんと3262万円になるのです。

その差は1062万!

ですので、年利3% 年利5%という数字だけを聞くのではなく、それが 単利なのか 複利なのかをしっかり把握してから投資すべきなのです。

このことだけはしっかり心に留めておいてください。


72の法則とは


投資の世界には 72の法則という言葉があります。

72の法則とは

簡単に言うと年利 7.2%で複利で運用すると10年で倍になるという法則です。

「72の法則」とは、複利において元本が倍になるまでの時間を求めるための簡易的な計算方法です。

この法則では、複利の利息率を72で割ることで、元本が倍になるまでの推定期間(年数)を求めることができます。

具体的には、元本が倍になるまでの年数は以下のように計算します:
倍になるまでの年数 = 72 ÷ 複利の年利率

 



この法則は近似値を提供するものであり、実際の計算にはさまざまな要因が関与しますが、大まかな目安として利用されることがあります。複利の運用や投資において、元本がどれくらいの期間で倍増するかを簡単に評価する際に便利です。

この理論から72の法則でお金を2倍にする期間が分かります。

つまり、1000万円を年利3%で複利で運用した場合は、

72÷3=24

24ヶ月で1000万が2000万円になります。

債権とは

債券とは、企業や政府が資金を調達するために発行する、借り入れ証書のことを指します。債券は投資家に対して一定の金利を支払い、一定期間が経過すると元本を返済する約束が含まれています。

具体的には、債券を購入した投資家は債券発行者にお金を貸し付ける形となります。その代わりに、債券発行者は一定期間ごと(通常は半年や1年ごと)に金利を支払い、最終的に債券の満期が来ると元本を返済します。

債券は比較的安定した投資手段として知られており、信用力の高い企業や政府から発行されるものは低リスク・低リターンの投資とされます。一方、リスクが高い企業の債券は高リターンが期待できる反面、投資に伴うリスクも高くなります。債券市場は投資家にとって収益の確保やポートフォリオのリスク分散に役立つ重要な金融商品です。


債権を買う=お金を貸す
ということです。

例えば国が国債を発行します。

5年債とすると、
その意味は 【5年間 お金を貸してください 利子は〇〇パーセントです】 という意味です。

そして 5年満期になるとお金は戻ってきます。その日のことを償還日と言います。

投資家はその5年間の間は利子をもらうことができ、満期になると償還日にお金が帰ってくるので リスクが低い 投資ということができます。

そうなると定期預金みたいだね、と思う方も少なくないかもしれません。

債権と定期預金の違い

簡単に言うと大きく3つの違いがあります。
 



債券には、
価格変動があり
金利変動がなく
元本保証がありません。


債券も定期預金もどちらも 途中でお金を受け取ることができます。

その際 定期預金の場合は解約といい、債権の場合は 売却と言います。

債券には価格変動があると言いましたが、途中で売却する場合は その売却日の価格によって帰ってくるお金が違います。

つまり 債券の価格が落ちている時に売却すると損をします。
逆に債権の価格が上がっている時に売却すると得をするということになります。

しかし 満期になれば、預けたお金がそのまま帰ってきます。

1000万円の債券を買っていれば 償還日には 1000万円 戻ってくるということです。


また 定期預金は金利が変わりますが、最近は金利が変わりません。
その企業がどんなに業績が良くなっても逆にどんなに業績が悪くなっても 金利が変わることはありませんので安定して利子を受け取ることができるのです。

あと債券には 元本保証がありません。
通常何も事もなければ 満期になれば元本が帰ってくるのですが、破綻や 倒産 ということになると話が変わってきます。

定期預金には ペイオフという制度がありますので、金額の限度はありますが 預金は保証されます。

しかし 債券には ペイオフ制度がありませんので、企業が倒産したり 国が破綻するといったことがあったら、債務不履行 つまり デフォルトになってしまいます。

こうなると債権を買うことに対してすごくリスクが大きいように感じる かもしれません。

しかし よく考えてみてください。

明日明後日にでも国が破綻するという状況になった時に皆さんはどういう行動を起こすでしょうか。

実際 過去に、アルゼンチンがデフォルトするかもということがありました。

その時 アルゼンチンの国民の人たちは、債権を現金化しようとか、預金を下ろそうということで銀行に殺到しました。

銀行から大きなお金が引き出されたことで、国が破綻する前に銀行が倒産してしまいました。

国が破綻するよりも 銀行が倒産する方が早いのです。
このことから 定期預金よりも 債券の方がリスクは低いのではと思いませんか?

利率が高いのはどちらでしょうか?

個人向け国債  0.05%

銀行預金 金利  0.01%


以上のことから銀行にお金を預けるよりも国債に投資した方がいいということになります。


債権について

債券にも色々な種類があります。



利子にも色々な種類があります。



年利5%に1000万円の投資をした場合、

年利だと 50万円
半年だと25万円
月利だと4.2万円になります。

利子の受け取り方も種類があります。

「利付債」と言って 毎月 半年 年間でもらう利子のことです。

もう一つが「割引債」と言って、
受け取る予定の利子を割り引いて債券を買うことを 割引したいと言います。
本来なら1000万円の債権を5年間利子をもらいながら 召喚日に1000万円を受け取るのですが、5年分の利子(200万)を割り引いてもらって、
1000万の債権を800万で購入し 利子は受け取らず 償還日に1000万円をもらうといったことです。


また債権価格についても2種類あります。
新発債と既発債です。

新発債とは、新品の債券のことで価格は発行価格になります。
既発債は、中古の債券のことで価格は時価価格になります。

債権銘柄選び

リスクと期間を見て判断しましょう。

利息が高い債券はリスクが高いです。
逆に利息が低い 債券はリスクが低いです。
リスクが低い会社 や 国は評価が  AAA / AA となっておりリスクが高いと BB / BBB となっております。

次に期間です。

期間が短ければ 利息が低く 期間が長ければ 利息が高いです。

まとめ

  • 債権は 比較的にリスクが低い。
  • 債券には 新発債と既発債がある。
  • 利益獲得は様々な手法がある。(利付債、割引債)
  • リスク分散のためにも 外国債も重要。


他にも様々な投資方法はありますが、それは次回以降に・・・

 

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