ある地下研究所、昆虫人間がうようよする中で親玉っぽい人間と手下っぽい人間が話している。
「ガルン、奴らを捕まえたか」
「ノルト様、いやー、それがなかなか手ごわくてですね。強化服もなぜか持っているんですよ」
「どうせ誰かの手引きだろう」
「どんどん手ごわくなっているような気もします」
「ならばあれを使おう」
地下研究所の奥、立坑になっているところで、昆虫人間をさらに改造する実験が行われていた。
「これは素晴らしいですね」
「これで奴らを倒し捕縛できる」
そんな中、スミタニはオクトスの別の研究所にて、最新研究たる機械製品を見ていた。そして、志を同じくするものと話していた。
「これの持ち出しについては」
「やろうと思えば可能だ。ばれたれら大変だがな」
「事故を装えば……」
「大変なことを言うなあ、ま、やろうと思えば可能だ。だが、遠隔操作の故障ということにすれば、もっと簡単だろう」
「そういう手もあるか」
様々な方面で変化が生まれつつあった。