ソウルで進むキャッシュレス決済 | 新・「ソウルの達人」への道

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ソウルを中心とした韓国の魅力を不定期で紹介します。

アディダスの旗艦店


  最近の明洞の様子とキャッシュレス決済


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


前回に引き続き、最近の明洞の様子です。写真は、ソウル事務所長のフェイスブックから借りています。


前回の投稿では、明洞の空き店舗にスポーツブランドの大きめの店舗が新しくできているとお伝えしました。



コスメショップも新しくできているようです。従来から、明洞にはコスメショップが多くあり、外国人観光客もよく行っていましたが、観光客が蒸発した今、今までとは違うコスメショップができているようです。



看板にフューチャーサロンとあるので、単なる小売店ではないようです。メイクアップ指導なんかもするのでしょうか?私にはよくわかりません。


一方、スーパーマーケットはどうなったかというと...



貸店舗になっています。


スーパーといっても、日本のスーパーマーケットとはちょっと違いますね。


韓国では何年も前からキャッシュ決済が進んでいて、私がソウルに住んでいた当時は、デビットカードが一般的でした。クレジットカードではなく、デビットカード。


ネットバンキングも簡単で、振込手数料も安かったと記憶しています。


今は、もっと進化しているでしょう。カードはどこでも、在来市場でも、屋台でも使え、スマホから口座振込も簡単にできるようです。


それでは、明洞の屋台はどうなっているのでしょうか?


屋台には、振込先の銀行口座の番号が書かれた看板があります。


例えば、このケランパンの屋台の場合、



高く積まれた卵の前に口座番号が書かれています。



ウリ銀行の口座番号ですね。


カードの場合、カード読み取りの端末が必要なので、屋台側に初期投資が必要ですし、カード会社に手数料を払わなければなりません。


スマホからの振込だと、初期投資はかかりませんし、振込手数料はお客様負担。屋台側にはメリットが多いですね。



大福とマスクを売ってる屋台。



こちらもウリ銀行の口座番号が書いてあります。


口座振込でキャッシュレス決済が可能。振込手数料が安いから、これができるのでしょう。日本のように数百円かかるなら普及しませんね。



こちらは乾物屋さん。振込先はKB銀行。屋台もキャッシュレスを真剣に考えて、地元の人に買ってもらおうとしていますね。


これ、今は外国人がいないので、国内向けの対策ですが、これが外国人観光客が戻ってくるとどうなるのでしょう。韓国人がよく使うアプリを入れていないですからね。


by aero-K