韓国での駐在生活では、週末になると、ソウル市の近場の山に行っていました。ウォーキングコースを紹介する本を買ってですね。
本はもちろん韓国語ですが、文章を読めなくても、最寄りの地下鉄駅や、コース図がわかれば十分です。
そんなソウルでよくある街中にある山です。
ソウルでは、住宅街が外に外にと開発されているので、住宅街があるところに裏山があります。
ソウル市では、そのような裏山に、トレッキングコースを整備して、住民の利用を促すことで、住民の健康維持を促進しています。
地下鉄4号線の吉音駅。普通は降りることがない駅です。
道路を渡っていくと、奥に山が見えます。
たこ焼き屋がありました。
住宅街の中を歩いていきます。
アパートが並んでいます。
階段が整備されているので歩きやすいです。
仏像がありました。
案内標識がありますが、ハングル表示だけなので、住民以外の利用は想定していないのでしょう。
階段が途切れると、従前からのトレッキングコースですが、滑りやすい土質です。
危険な場所には柵があり、出入り禁止。
柵が続いているということは、危険なだけではなく、私有地なのか、公有地なのか、土地の利用制限があるのでしょう。
山に上には、運動施設があります。ここは、バーベルもあり、本格的です。
開運山周回案内路。一周できますし、距離も書いてあります。
東屋があり休憩できます。
運動している人もいます。休日に近くの山で散策をし、運動するのが、ソウル市民の一般的な休日の過ごし方ですが、若い人はあまりこのような場所には来ませんね。
ここからは、本来眺めがいいはず。
ソウル市選定優秀ビューポイントとありますが、残念ながら、この標識を立てた時よりも、目の前に木が大きくなりすぎて、前方がよく見えません。
ウォーキング時の注意事項を説明しています。
開運山マロニエ公園。
散策路が整備されています。
開運山自然学習帳。
開運山トレッキングは、山林浴場です。開発されていて、そんなに木がありませんけどね。
並んでいるバスには、開運山スポーツセンターの表示。
確かに、運動施設も整備されています。
こちらには最新式の運動器具。
日本では、現在、コロナ禍で外出自粛を余儀なくされていますが、日本の自治体もソウルのように、外にこのような運動施設を整備してくれれば、三密に気をつけて運動することが可能だと思います。
奥に行くと林があります。
森林浴場ぽくなってきました。
これは何の標語でしょうか!
開運山に高大寄宿舎の建設?
なぜ、開運山の緑地を破壊するのか?
こんな感じで、開運山は、山というよりも、丘というようなところでした。
by aero-K