広蔵市場の赤いエプロンはスニネピンデトック | 新・「ソウルの達人」への道

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ソウルを中心とした韓国の魅力を不定期で紹介します。

広蔵市場で最も人気のあるピンデトック。

店員のアジュンマたちは全員が赤いエプロンです。

ちなみに、下の写真で、左側の高く積まれているのが、ノクトピンデトック(緑豆ピンデトック)4,000ウォンで、右側の一回り小さいのがコギワンジャ(肉や野菜を焼いたもの)2,000ウォンです。

二人で行くんだったら、ノクトピンデトック1枚、コギワンジャ1枚、マッコリ1本を頼んだとしても10,000ウォン以内で収まります。なんてリーズナブル。


カリッと揚げられたピンデトックは美味しいし、なおかつ、安いので、一番有名な「元祖スニネピンデトック」は、いつも行列ができています。

「순희(スンヒ)」は、店を始めたお母さんの名前だと思うので、順姫さんかな?


そして、スニネピンデトックのアジュンマたちは全員が赤いエプロンで、それ以外のピンデトックのアジュンマたちも赤いエプロンを着用しています。

エプロンには店名がか書かれていますが、よく見ないとわかりません。


だから、ピンデトックのアジュンマたちは、全員が赤いエプロンです。


そして、スニネピンデトックが満員で入れないでいると、赤いエプロンのアジュンマが来て、空いている店舗へ案内してくれます。そんなことが何回かあります。系列店だからという、説明ですが、どう見ても店名は違いますし、客が入っていません。

出てくるピンデトックは、スニネのものなのか、違う店のものなのか、誰もわかりません。

ひょっとしたら、店が違っても、焼いているピンデトックは全て同じなのかもしれない、究極の客シェアシステム。


街ナカの民俗居酒屋で、パジョンをつまみにマッコリを飲むのもいいですが、わざわざ広蔵市場まで歩いて行き、食べたくなるノクトピンデトックとコギワンジャ。お客様を引きつける魅力があるのが広蔵市場です。


by aero-K