先週はコロナ禍によりずっと先延ばしとなっていたチェンバロのレッスンのために、横浜に行ってまいりました。

2年前の2019年10月、とあるきっかけがあり、ついに、小学生の頃からの夢だった、チェンバロのレッスンを受け始めることを決心しました。

 

とある演奏会で、知人の朝日新聞元論説主幹の大軒さんや、中野でチェンバロ練習室を運営している芦野さんとお話ししているうちに、その場にいた渡邊順生先生ともお話ししたのです。レオンハルトの影響を受けチェンバロを志したこと、しかし「地元、弘前ではチェンバロを弾く機会がなかった」こと(今となっては、弘前出身の世界的製作者を知ってるわけですが。。。)、「私の弘前のモダンピアノの先生(今由佳里先生といいます)のお友達が渡邊先生に習いに行っている」こと、などなど。。。

 

そして後半のプログラムを聴きながら、色々考えました。

 

その頃、私は(渡邊先生の映画ではないですが)、とてつもなく無謀な挑戦をする気持ちを少しずつ固めていました。そして、その一歩として、これだけでもたいへんに無謀な挑戦なのですが、渡邊先生に、チェンバロの指導をお願いしようと決めたのです。

 

スタジオに時々通って練習するだけでレッスンを受けるのは非常に困難ですが、スコヴロネックのチェンバロでご指導をいただけるだけで嬉しいです。

 

現在、クラヴィコードを、堀栄蔵工房で池末や島口さんの兄弟子だった製作家からお借りする検討をしています。当然ですが、楽器があればレッスン準備が捗るはずです。

 

そして、今年中に、無謀な挑戦の別のステップとして、数奇な運命を辿ったフォルテピアノがイギリスから私の許にやってきます。