言葉は火 すなわち熱

生き方は水 すなわち流れ

住むのは土 すなわち菌

心は風 すなわち意識

火は意味を生み

水は意味を流し

土は意味を還し

風は意味をめぐらせる

人間とは、火と水と土の間を吹き抜ける風のような存在である。

風なき時代に、言葉の火はどこへ流れ、どんな土に還るのか。