助安由吉 「書のひびき」より   苦労 | 山口アートフェスティバル

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助安由吉 「書のひびき」より   苦労 

 

苦労

 人間はおもいかたによってどうでもなります。

人から見ると苦労の真っ只中にいると思われても、

本人はとても楽しくやっている場合もあり、人から見ると

最高の幸せと映っていても、本人は不幸の中でもいている場合があります。
 これでもわかるように、人間の心のもちち方ひとつで

幸不幸が決まってしまうものなのです。
 だから一見苦労している状況であっても、

それを思いの転換によって楽しみにするのです。

そうすると苦労など影も形もなくなってしまいます。



助安由吉 「書のひびき」より引用