徳山動物園 ゾウの引越し準備
山口・周南市の徳山動物園では26日、開園時間になってもゾウの展示エリアに主役のゾウ、ナマリーとミリンダの姿はありません。朝から展示エリアで引っ越しの準備が進んでいるためで、この日は動物園の職員およそ20人が大型のクレーンを使って輸送箱を取り付けました。あわただしい様子に隣のキリンも興味津々の様子です。
徳山動物園では現在リニューアル工事をしていて、ゾウの展示場所はゴールデンウィーク前をめど動物園入口付近に変更されます。ゾウの飼育員は「とりあえずゾウの輸送箱を設置してこれからゾウを慣らしていく段階なんです。けど、ゾウも初めて見るものなので、どんな反応をするか分からないので、不安はあります」とインタビューで話していました。
輸送箱の大きさは幅2メートル、高さ3メートル、奥行は4メートルで、今後はこの輸送箱が「怖いものではない」とゾウたちに教える訓練をしていくそうです。徳山動物園はゾウが輸送箱に慣れ次第、引っ越しの日程を決めるとしています。