TYS ニュースタイム より | 山口アートフェスティバル

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TYS ニュースタイム より




山口県を走るJR岩徳線で地酒を楽しめる列車が走りました。沿線の魅力を発信し、岩徳線の利用増加を目指しています。運行されたのは「○○のはなし」地酒列車です。午前9時40分、県内外からの乗客60人を乗せ徳山駅に向け出発しました。車両は土日・祝日を中心に山陰線を走っている観光列車「○○のはなし」です。岩徳線の利用増加につなげようと沿線の自治体などでつくる委員会が、地酒列車の運行を企画しました。岩国と徳山を往復するツアーで料金は3980円です。販売開始から、わずか1時間で完売したということです。珍しい列車の運行に、沿線から手を振る人の姿も見られました。地酒列車とあって、車内では「お酒ソムリエ」による利き酒講座が開かれました。乗客は日本酒と合う食べ物などの説明を聞きながら、沿線の地酒を味わっていました。「こういう観光列車にすごく乗ってみたかった」(岩国市から)「列車にも魅力があったし、お酒も好きなので、きょうはうれしいですね」(岩国市から)車窓の景色と地酒を楽しみながら、およそ1時間45分で徳山駅に到着です。乗客らは周南市内の観光や酒蔵巡りに出かけていきました。JR岩徳線利用促進委員会の有馬善己委員長は「今後は公共交通、移動手段が大変重要になってくる。岩徳線を日常生活や観光で利用しいもらいたい」と話しました。委員会では利用者の増加に向け、今後も沿線の魅力を紹介する特別列車の運行を企画したいとしています。