アースディ
森林の大切さ
周南市四熊では空気がおいしい。鳥の鳴き声も聞こえてくるのどかなところです。
まわりを見渡すと森林地帯が広がっています。
さて、日本の森林面積は2500万ヘクタールで国土のおよそ3分の2を占めていますが、地球全体の森林は陸地の3分の1しかありません。
日本ではほとんどの場所で木が生え、森林をつくることができる気候や土壌の条件も整っていますが、世界には砂漠のように草も木も生えていないところがあります。
森林というと、高い木ばかり想像しがちですが高い木下に低木があったり草が生えていたり、大小さまざまな動物も住み処としています。
足もとにたまった落ち葉や枯葉の中にはそれらを分解する微生物も住んでいます。
もし森林がなくなったら、動物は住めなくなり、分解者の微生物もいなくなります。
先月の広島でおこった集中豪雨にはおどろきました。かつて森林だったところが宅地開発のため森林が伐採されました。過去にも同じようなことがおきています。
過去に森林が伐採されてはげ山になっているところがあります。そうしたところでは良質な土壌が失われていっているため、なかなか新しく木が育ちません。
我々の祖先は森にいました。森を出ることによって二足歩行・言語の獲得・道具の製作を行ってきました。そして文明を発展させてきました。エジプト・メソポタミア・インダス・中国の4大文明は森があったから成し遂げられたのです。
これからも水と緑の地球を大切にしましょう。

