小倉百人一首小倉百人一首 十二 天つ風ものかよひ路ふきとぢよ 乙女のすがたしばしとどめぬ 僧正遍昭(さうじょうへんぜう) 空吹く風よ、天井へ通う路を吹き閉ざしておくれ。 この美しい乙女の姿をもうしばらく留めておいて見たいから。