今年の冬は例年にない厳しいものでした。一雨ごとに春に近づいてきています。日もだいぶ長くなりました。気がつけば冬を彩った星々たちが西に傾いています。
さて、星空の話題ですが、パンスターズ彗星(C/2011 L4)がいよいよ、中旬ごろから夕方の西の空に見え始めます。当初の期待ほどの明るさにはならない見込みで、肉眼で見るのは難しそうだが、双眼鏡があれば見つけられるはずだ。太陽が沈んでから30分ほど経ったころに、西~北西の空の見晴らしがよい場所で探してみよう。
パンスターズ彗星とは、2011年にハワイ大学天文研究所が発見した彗星で3月10日に太陽に最接近します。そして、日没後の西の空に姿を現せてくれます。16年前のへールボップ彗星のように大彗星になるのでしょうか?
情報は、周南郷土文化科学館で随時お知らせいたします。
パンスターズ彗星だけでなく、夜空の月や惑星、星座にも目を向けてみよう。宵のころには西の空に木星が明るく輝き、深夜から明け方には南東の空に土星が見える。月は18日に木星に接近、3日と29~30日に土星に接近する。月や惑星の周りにも目を移して、新しく星の名前を覚えたり星座の形をたどったりしてみたい。

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