皆さま〜本日もお越しいただき

ありがとうございます。

 

 

香港在住のネクタイ作家、

洋裁教室ナインビーを主宰しています。

 

 

ネクタイ作家について

自己紹介1(洋裁好きになったきっかけ)

自己紹介2(コンテストでグランプリ)

自己紹介3(またまたグランプリ)

自己紹介4(佐竹雅昭さんの衣装担当)

自己紹介5(岡本夏生さんの衣装担当)

自己紹介6(スタイリスト事務所西麻布)

自己紹介7(スタイリスト事務所渋谷)

自己紹介8(派遣、ネクタイ作家誕生)←今ココ

自己紹介9(展示、ショー、メディア)

自己紹介10(ネクタイ作家の秘密)

番外編(私が中学生の時に稼いでいた方法)

番外編(それでも先生に褒められたレポート)

番外編(ママ、袋持ってる?)

 

 

 

さすがに今回は落ち込みました。

これまで立ち止まった事など無かったのに

完全に動きが止まりました。

西日の当たる部屋で、1人、

膝を抱えて、ほんとに膝を抱えて、

ボーっとしていました。

 

 

あの日々は一体なんだったのだろう。

夢なのか?何故消えたんだ?

何をしたら良いかわからず、何かを

見つけようという気持ちすら浮かばず

ただ、空気を吸っているだけ。

急にしょっぱい味がして、ああ、

涙が垂れてたんだということに

気づいたりしました。

1ヶ月くらい、何もしませんでした。

 

 

わたし・・・何やってんだ。

 

 

そう、立ち上がれなくなってしまったんです。

次の記憶で覚えているのは、

友達とご飯を食べに行って、慰め

られているシーン、そこからです。

相変わらずやる気は無かったですが

貯金が減るばかりなのも嫌だったので

取り敢えず何か働こうと思い、

 

 

派遣会社に登録に行きました。

 

 

もう、なんでもいいです。

お金が貰えれば、なんでもいい。

パソコンなんか全く出来なくて、

人差し指1本で探しながら打つ状態、

それでも「拾う神」はいるもので、

包装資材の会社が受け入れてくれました。

そこでポツポツとパソコンを触って

いるうちに、段々と指が覚えてきて

ブラインドタッチまでできるように

なりました。それに加えて

派遣会社が無料で開いている講座に

出席し、ワード、エクセルなんかも

使えるようになりました。

 

 

派遣時代は色々な会社で働きました。

運送会社、信販会社、消費者金融、

商社、遺跡発掘調査の会社、

カタログギフトの会社など、

業種も様々でしたが、面白いのは

これら派遣時代のどんな仕事も

のちの人生に役立っている、

助けられている、ということです。

 

 

この先、私はネット販売を始めるのですが

配送に関しては運送会社の経験が、

支払いのトラブルでは信販会社、

私はコールセンターにも長くいたので

お客様への対応にはこの経験が

とても役立ちました。

 

 

消費者金融のコールセンターでは

本音で言うと借りてほしくないのに、

私が電話すると皆が融資を受けるので

力を入れてないのに一番成績が良く、

社員になってくれと何度も何度も

しつこく笑、お誘いを頂きました。

人に借金を勧めるのがどうしても嫌で

辞めましたけれど。

 

この仕事で学んだこと。

 

 

「必死に売り込むと人は買わない」

 

 

むしろ、買わなくていいよ、ま、

買いたいんなら買いな、的な感じで

話した方が、人って追いかけてきます笑

 

 

話が大幅にソレました( ̄▽ ̄;)

 

 

 

で派遣でも私は真面目に、会社の為に

働き、スーパーバイザーも経験しながら

家で製作活動をはじめました。

そう、ここから、

 

ネクタイ作家となったのです。

 

 

 

↑UKネクタイ

 

 

 

↑こいのぼりネクタイ

矢車はちゃんと回ります。

 

 

 

↑三角が飛び出ています。

 

 

 

↑相変わらず文章を書くのが好きで

小説を書いて破り、ネクタイに内蔵。

 

 

 

↑KIDS用の鍵盤ネクタイ

 

 

 

↑SALEの文字を白でプリント

 

 

 

↑レディオヘッドのライブから

帰ってすぐに作ったネクタイ

 

 

 

↑目玉焼きをひっくり返そうと

ふっ飛ばした瞬間ネクタイ

 

 

 

 

あと、音が鳴って光るネクタイも

あります↓

 

 

 

 

 

 

もう老化してお見せできない作品も

ありますが、全部合わせると

100点以上はあります。

 

 

 

つづく