買い付け その6
わざわざ買い付けに行って
どれくらいの量を買ってくるのか?元が取れるのか?と聞かれることがあるのですが
今は、ベトナムのほうが日本より価格が高いアイテムも多く、
私が日本から行くとき、ベトナムのディーラーに売るアイテムを
30㎏近く持っていきます。
ベトナムは軍装品の持ち込みに厳しいので、ハンドキャリーの必要があるのです。
帰りは、買ったアイテムを30㎏くらい、さらに別送品で大きい段ボール5箱、100㎏くらいを送ります。
今回は追加で送ってもらうものもあるのでさらに数箱送られてきます。
タイガーストライプや南ベトナムの衣類のお問い合わせを多くいただくのですが
ここ数年は日本よりも欧米のほうが価格が高いので
私のところにはあまり回ってきません。
ミュージアムクラスの珍しいアイテムは、今後手に入らなくなるので
高くても買うようにしています。
サイゴンのマーケットでミッチェルパターンのヘルメットカバーの新品が45ドルで売られていて
実際目の前でベトナム人がそれを買っていました。
M65フィールドジャケットやパイロット用サングラスなどもファッションアイテムとして
日本より高く売れるので、私もベトナムに売ることが多いです。
隣のテーブルのマレーシア人の家族がカニ春雨を注文していたのですが
頼み方が分からなかったのでヘルプしてあげました。ついでにカニの写真を撮らせてもらいました。
テトのお祭りを見に海外からの観光客が市内
いたるところにいました。
買い付け その5(アイテム紹介)
観光に来ているわけではないので
翌朝は早起きしてPho(フォー)を食べに行き、買い付けです。
徒歩1分のこの店で軽く腹ごしらえをし
今日は友人を2件回り、買いためておいてもらったものを受け取りに行きます。
あと、水筒カップ20個、M1972ピストルベルト10本、コットン水筒カバー10個
スリング20本など装備品中心です。
衣類は今回米軍のアイテムが多く見つかりました。
とりあえず手荷物で持ちかえったものがこれくらい、あと半分は別送してもらいます。
南ベトナム物の紹介
もうあまり市場に出なくなると思うのでアップしておきます。詳細はお問い合わせください。
*CSDC(南ベトナムフィールドポリス)ジャケット
このパターンは日本では人気がないですが、アメリカでは
フェニックスプログラム(ベトコンの幹部や協力者を暗殺、誘拐した秘密作戦)
に関連するアイテムとしてタイガー以上に人気で
価格もどんどん上がっています。
その他もほとんど欧米のディーラーに買われてしまうアイテムです。
*初期レンジャーリーフ(インヴィジブルパターン)
64~66年頃にレンジャー中心に支給されたパターンで
数が少ないため、めったに市場に出ません。私もこれまで20年の間に
実物は10点も扱っていません。
*初期空挺ピンクパターン(ブラッドケーキパターン)
非常に人気があり、アメリカでは上下で3000ドル以上します。
私も大きいサイズは上下4500ドルで販売したことがあります。
こちらは小さいサイズなのですが、実際の当時の兵士は
小さい体形ばかりで、これが当時の南ベトナム空挺の使用した実物サイズです。
US-SやUS-Mはおもにアドバイザー用です。
買い付け その4(花市)
その後、テトの夜はお祭り騒ぎなので
友人と散策してきました。
10年ほど前にテトにベトナムに来たときは、店が全て閉まって
ゴーストタウンの様でした。
日本のガイドブックにもテト期間は観光に行かないほうがいいと書いてありますが、
ここ数年、テトのお祭りを見に海外からたくさんの観光客が来るので
儲かることが分かって、多くのお店が開くようになりました。
どうやって持って帰るんだろう?と思ったら
スクーターに台車が付いたようなものが登場しました。
日本の機動隊のようなものだそうです。
この後ホテルに帰る前に
ホテルの並びのカフェでマンゴーシェイクを飲んで寝ました。
明日も頑張って買い付けです。