歯科衛生士と咬合2

テーマ:

歯科衛生士がメインテナンスしていく上で大切なことが2つありますチョキ


1.バクテリアコントロール (細菌 のコントロール)

2.フォースコントロール (力(咬合圧) のコントロール)


この2つをコントロールしていかないと、歯を守っていくのは難しいのですガーン


咬合に関して第2段です。

*******************************


メモ偏心運動位における咬合様式


1.ミューチュアリー・プロテクテッド・オクルージョン

 (ディスクルージョン、カスピッド・プロテクテッド・オクルージョン)


2.ユニラテラル・バランスド・オクルージョン

 (グループファンクションド・オクルージョン)


3.バイラテラル・バランスド・オクルージョン


メモミューチュアリー・プロテクテッド・オクルージョン


咬頭嵌合位においては、臼歯部が接触し、前歯部は強く接触せず、偏心運動においては、前歯が臼歯を離開させる咬合様式。


通称、犬歯誘導、ディスクルージョンと呼ばれる。


理想的な咬合。


臼歯と前歯が互いに(Mutual)保護(Protect)しうあ咬合様式。


メモユニラテラル・バランスド・オクルージョン

(グループファンクションド・オクルージョン)


片側性の平衡咬合のことで、側方運動時に、作業側の上下顎の歯の頬側咬頭のみが接触し非作業側の歯は全て離開する咬合。


日常臨床において、咬耗が進んだ患者によくみられる。


メモバイラテラル・バランスド・オクルージョン


両側性の平衡咬合。

側方運動時に、作業側および非作業側の上下顎の歯が接触する咬合。

総義歯に与える咬合。


メモ咬合器


上下顎模型を固定し、生体における上下顎の空間的位置関係、ならびに各種下顎運動を口腔外で模写、再現する機械的装置。


1.診断・治療計画の立案、ならびに患者教育に使用。


2.製作する補綴物に優れた咬合関係を付与することを目的に使用される器具であるといえる。


咬合器の種類


1.顎関節相当部に生体の顆路の運動を模倣するための機構を有する解剖学的咬合器


2.顎関節相当部に生体の顆路の運動を模倣するための機構をもたない非解剖学的咬合器


メモ顆路


下顎運動を行った時の下顎頭が運動する経路。


メモ矢状顆路


前方または側方運動時に下顎頭が示す矢状面(真横から見たところ)での運動経路を言う。


前方運動時を矢状前方顆路、側方運動時を矢状側方顆路といい、どちらも前下方へ下に凸のカーブを描く。


メモ水平側方顆路 


下顎が側方へ運動する時水平面で下顎頭が示す運動経路。非作業側顆頭においては前内方へ移動し、イミディエート・サイド・シフトとプログレッシブ・サイド・シフトに大別される。


作業側における側方顆路はベネット・ムーブメントと言われる。 


メモ過補償理論


臼歯部補綴物製作で、より簡単に、そして、より確実にディスクルージョンを与えるために考えられた理論。


実際の患者が有する矢状顆路よりも極めてゆるい顆路を、そして実際よりも大きなイミディエート・サイド・シフトとプログレッシブ・サイド・シフトを、使用する咬合器に付与し、その咬合器上において臼歯部のディスクルージョンを得るように技工作業を行えば、実際の口腔内において確実にディスクルージョンが得られるであろう、といった理論。


この理論で製作された補綴物の咬合面は平坦になりやすく、咀嚼効率は悪くなるので、少数歯の修復のみに用いるのはよいと考えられている。


実際の臨床では半調節咬合器や咬合処方咬合器(過補償咬合器)が使用される。


メモ咬合器の変遷


1・無歯顎補綴を目標に下顎運動が研究され、それに伴って咬合理論、咬合器が誕生した時期。


2.有歯顎補綴、とくにオクルーザル・リコンストラクションを目標に、当時支持された咬合様式が両側性平衡咬合(バイラテラル・バランスド・オクルージョン)であったことから、より精度の高い下顎運動記録法ならびにその再現が可能な咬合器(全調節性咬合器)が開発された時期。


3.有歯顎補綴における咬合理論の変遷、確立に伴い、咬合様式としてミューチュアリー・プロテクテッド・オクルージョンが唱えられるようになり、ディスクルージョンを付与するかぎり、再現性に対する要求よりも、むしろ過補償を背景としたプログラミングの可能な、合理的なより臨床的な咬合器が出現する時期。


有歯顎補綴における咬合様式は両側性平衡咬合(バイラテラル・バランスド・オクルージョン)が支持され、無歯顎補綴のために開発されてきた半調節咬合器では目的をまっとうすることが困難であったため、より優れた下顎運動記録法とそれをインプットできる全調節性咬合器が開発された。


その後、有歯顎補綴における咬合理論の変遷から、咬合様式としてミューチュアリー・プロテクテッド・オクルージョンが唱えられるようになると、全調節性咬合器は診断やりマウント後の咬合調性用として活用され、実際の技工作業はよりハンドリングに優れる半調節性咬合器が用いられるようになってきた。


日常臨床においてよく遭遇する、少数歯の修復症例で咬合様式としてディスクルージョンを付与する場合では、再現性に対する要求を捨てる一方で、過補償を期待するようになり、平均的顆路要素よりも低い状態を備えた非調節性咬合器である咬合処方済咬合器(過補償咬合器)を出現させることになる。


有歯顎補綴における咬合理論の変遷と咬合器の移り変わりを考えると、補綴に与える咬合様式によって使用するべき咬合器を選択していく時代が現代であると言える。


*********************************


第1段に引き続き、まとめればまとめるほど、咬合の奥深さを実感しますガーン


よく患者様が「ここを削ってもらえればいいんだよ」と簡単に言いますが、そんな簡単な物じゃないですね。見えない負担がかかる場合があります。


さて次は第3段へ向けて頑張ります☆