元従業員からの通知に関するお知らせ 適時開示ニュースより | アドレナリン会計士江黒崇史のブログ

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日本一元気!?な公認会計士の徒然日記です^^

皆さん、おはようございます!

今日もお読みいただきありがとうございます!

 

昨日は雨模様の一日でしたが今日もすっきりしないお天気のようですね。

 

さて昨日適時開示情報(TDnet)を見ていたところ、こんなIRが目に付きました。

 

■当社元従業員からの通知に関するお知らせ 株式会社ジャパンディスプレイ

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120191127431464.pdf

 

 

経営再建中のジャパンディスプレイ社ですが、IRのタイトル通り元従業員から衝撃的な通知を受け取った模様です。

 

・当社は、2019 年 11 月 21 日付の開示にて、当社の管理部門の元従業員(以下「元従業員」といいま す。)による不正行為が昨年判明した旨及び元従業員を既に懲戒解雇し、刑事告訴した旨をお知らせいたしましたが、昨日、元従業員から、告訴事由である取引実態の無い会社への不正送金及び収入印 紙の不正取得とは別に、当社の過年度決算について不適切な会計処理を行っていた旨の通知がありま した

 

・当該通知には、元従業員の主張として、不適切な会計処理を行った理由は、元従業員の当社在 籍期間中の経営陣からの指示があったためとの記載がありました

 

11月21日付けIRとは以下となります。

 

■当社元従業員による不正行為についてのお知らせ

https://ssl4.eir-parts.net/doc/6740/tdnet/1773083/00.pdf

 

 

こちらのIRの概要としては、

 

・2014 年7月から 2018 年 10 月にかけて、当社の管理部門の元従業員が、当社と取引実態の無い会社と取引があると欺罔し、その架空の取引先会社に対して業務委託費等の名目で金銭を振り込ませ、会社資金を不正に取得するとともに、契約書等に貼付すると欺罔し、収入印紙を不正に取得したも のです

 

・その結果、被害総額は約 578 百万円であります

 

架空の取引会社に対して金銭を振り込ませ会社資金を不正に取得すると共に収入印紙を不正に取得というのは過去から見られる不正手口の一つですね。

 

そして今回のIRでは

 

「元従業員の主張として、不適切な会計処理を行った理由は、元従業員の当社在籍期間中の経営陣からの指示があったためとの記載がありました」

 

と、内部統制が無効であったことを示唆する衝撃的な内容となっております。

 

本件については会社も事実関係を調査中で真相はまだわかりませんが、経営者の皆様にとっては一読する価値のIRと思いますので、是非チェックしてみてください。