発達障害の方には肥満傾向を持つ人の割合が多いように思えます。

 

ADHDの方は食べたいという気持ちを我慢するのが苦手なため、肥満のリスクがあります。

ASDの方は人の目を気にしない傾向にあるので、この面でも肥満のリスクがあると思います。

 

肥満は健康にとってよくないです。

私の見ている発達関係の患者さんで、2型糖尿病を発症している患者さんが2人います。

2型糖尿病は肥満してから時間経過の後に発症してくることが多いので、将来糖尿病を発症してしまう方はもっといるでしょう。

 

更に、中学生になると肥満傾向の子はクラスの中のポジションが低くなりがちなように見受けられます。そんなこともあって、自己肯定感も低くなってしまうことも多いように思えます。

 

肥満には身体のリスクも、心のリスクもあると思います。

大変かもしれませんが、小学生の頃から体重のコントロールに努めた方がよいと思います。

 

なお、上記のように発達に特性を持っている子は肥満傾向を持っていることが多いように思いますが、逆に肥満傾向のある人は発達に特性を持っている割合がやや高いのではと思います。いつか調べてみたいと思います。