宿泊施設はサン・ラザール駅の近くでした。
午後には友人がベルギーへ帰ります。
サン・ラザール駅はモネが描いた三角の駅舎です。
ベルサイユまで乗り換えなしです。
到着したベルサイユの駅は意外に小さく、本当にここ?と思うような小さな街です。
30分位歩き、ベルサイユ宮殿入口到着。
ヨーロッパに来てわかったこと。
大きなものほど、見つかりにくい。
ベルサイユ宮殿、工事中ではありましたが、メインの鏡の回廊、見学できました!
「文句があるならベルサイユへいらっしゃい」の現場です。
(これは漫画のセリフ)
ベルサイユ条約締結の場所。
パリから民衆が押し寄せたとき、マリーアントワネットが逃げた王の寝室はここかな?
寝間着のまま現れてお辞儀をしたエピソードのバルコニーは?
と、息子を忘れ、私ひとりテンションあがりました。
(見学不可でした)
息子は「ルイとナポレオン見飽きた」
マリーアントワネットの好んだプチ・トリアノンも見たいので、急ぎ足で庭園を抜けようとしたのですが、歩けども、つかない。
地図は間違ってないけれど、距離感はかなり違います。
広すぎ、ベルサイユ!
グラン・トリアノンを見学。
飽きてきた息子はかろうじて、ピンクの大理石や孔雀石の家具などに興味を示してご機嫌が直りました。
ルブラン夫人の描いたマリーアントワネット。
本人が一番お気に入りだった肖像画です。
このテーブルにダチョウの卵の飾り物があるはずなのに、見当たらず、残念。
(何でそんな物が見たいのと聞かれたが)
友人と別れ、夕方、息子にせがまれパリの老舗ブラッスリーへ行きました。
創業1896年、予約できない相席当たり前、お手頃価格の店。
ちゃんと調べてからお願いされたので、社会勉強です。
行列店と聞いていましたが、ディナーには早い中途半端な時間だったためか(すっかりポーランドの時間感覚になってる)すんなり2人席に案内されました。
(帰る時はすごい行列でした)
オーダーをテーブルに直接書きこむのが、このお店の特徴です。
スープ2ユーロ、メインの鴨9ユーロ、パンは食べ放題、オリジナルワインは6ユーロ。
歴史のある店内、ギャルソンの対応、本場の味、勉強になりました。
昼間、好奇心に任せすぎ、またまた足腰の限界に挑戦してしまい、宿で激しく後悔。
でも、明日、午後までにルーブル美術館は、絶対に行く。(続く)