プロを目指す方 | Adept・Mentor 島津成晃の独り言

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感じたり思った事を書いて行きます。 時には秘伝などを書く事も。 空手や色々な趣味の話も。
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宜しくお願いします。
島津相談室代表
正伝流空手道中村道場相談役

 昨年から続くコロナ禍の中、テレワークや自宅待機が増えていて、そのせいか、プロの占師や霊能者を目指す方が増えている様です。
以前から占いの学校等もありますし、巷の本屋ではその手のマニュアル本が数多く出ています。
また占いの形態も様々あり、雑誌の占いコーナー、TVのバラエティの中に登場する占師や霊能者、オンライン、電話相談、メール相談、あらゆるメディアに登場します。

 しかし、現実はそう安易なものではありません。
技術がある、誠意を持って仕事するは、当然の大前提です。
それだけで相談者は集りませんし、メディアに出る事は出来ません。
現実的な宣伝方法、経営戦略も必要でしょう。
また、相談者との間に信頼関係を作って行ける話術や人間力も必要だと思います。
プロとして開業するのは感嘆です。
特に資格がある訳でもないですし、世の中にプロですと宣言して仕舞えば、その瞬間からプロとして活動出来ます。
が、相談者の来ない名ばかりのプロでは意味がありません。
プロとして開業して、数年で辞めて消えて仕舞う方は凄く多いですね。
私の弟子達もプロになって既に10数年となりますが、そこまでやれば、完全にプロとして世間に認識されたと云って良いと思います。
私も色々指導しましたが、彼等も試行錯誤しながら、時に苦しみ、泣きながら頑張って来ました。

 憧れだけで、安易に出来る仕事ではありません。
私自身は、苦労したと思っていませんし、プロである事に徹しようとやって来ただけで、気がついたら30数年経って仕舞いました。
世間では、精神世界の仕事は以前より市民権を得たとは云え、まだまだ特殊な目で見られる職業です。
しっかり相談者と信頼関係を作り、日々の積み重ねの中で世間から認めて戴ける様な仕事をしなければなりません。

実際に魂の問題、また価値観や感覚の問題から、こう云う仕事するのが一番良いと云う方もおられます。
ただ、プロとして仕事して行くには、他の仕事以上に厳しい道が待っていると云う事は認識して戴きたいと思います。

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