子供の頃の虐待経験が行動に影響する | Adept・Mentor 島津成晃の独り言

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島津相談室代表
正伝流空手道中村道場相談役

 自分では忘れて仕舞っているつもりの記憶が大人になってから潜在意識からの影響で行動や思考に影響する事は良くあります。
私は精神医学等の専門ではないのですが、長年の仕事を通じて感じて来た事は色々あります。
幼少期の虐待経験は、その人の人生に大きく影を落している様に思います。
成長して大人になって、自分が親になった時に、自分も何故か感情が高ぶって子供を虐待して仕舞う。
そう云う傾向も良くある様ですね。

 また、人生に積極的になれない、人を信頼出来ない、他人に心を開く事が出来ない。
同時に、常に寂しさを感じている。
そして、人やペットやものに対しての依存傾向が強い。
と云う矛盾を抱えている人も多い様に思います。

 また、何事もやる前から諦めて仕舞っている。
何かについて、先に否定論から入って仕舞う。
と云うネガティブ傾向も強い事が多いかもしれません。

 記憶のメカニズムと云うのは、まだ完全に解明されている訳ではないですが、忘れて仕舞ったつもりで実は潜在意識の中にしっかり傷となって残っている事は良くあると思います。
過去の嫌な記憶を消去る事は、かなり難しい問題だと思います。
ですが、不幸な過去は、幸せに包まれる事で、過去は過去として割り切れて行く場合も多いと思います。
幸せで埋めて行く。
時間はかかると思いますが、それしか方法がなく、過去から卒業して脱却して行くには、論理的に幸せになる事を目指して行く事だと思います。

 過去を捨てるのではなく、過去からの脱却、卒業を目指したいですね。
何時の日か、過去を過去の事として、気楽に話す事が出来る日を信じて。

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