幾ら知識をつけても、考えても、悩んでも、現場で起きている事に実際に直面しないと解らない、学べないものです。
仕事でも修行でも、マニュアルで語れない、教える事が出来ないものは沢山あり、それは現場での体験の中からしか得る事が出来ません。
失敗したり、壁に当ったり、落ち込んだり、迷ったり、そんな中から自分で掴み取って行くものですね。
それは、人間関係も同じです。
人付き合いや恋愛で、幾ら頭で考えても、相手は自分の思う通りには動いてくれませんし、思ってくれません。
何度も何度も失敗しながら、一つずつ学んで行くものです。
今日、道場へ行き、練習後に妻が黒帯の先輩から、とっても痛い、いわゆる効く下段蹴りを教えて貰っていましたが、そう簡単に身につくものではありません。
何百回も何千回も蹴って、覚えて行くものです。
すぐに出来る様になられたら、黒帯の立つ瀬がないよねと笑っていましたが(笑)
内弟子にプロとして人の相談に乗っている者がいます。
また、プロとして人を癒している者がいます。
いつも、兎に角、沢山の人を癒し、相談に乗りなさいと言っています。
現場で仕事をしなければ学べない事が、それこそ山ほどあります。
こう云う場面ではこう、ああ云うケースではこう、と教えても意味がありません。
自分で失敗を繰り返しながら、苦しみながら、覚えて貰うしかありません。
勿論、その度にアドバイスしたり、批評したりしながら、色々と教えますが。
体験を恐れず、チャレンジして行きたいですね。
