妻がフルタイムで働いているため、専業主夫の私は我が子が幼い頃から、事実上のワンオペ育児・子育てをしてきました。

 

それで、体罰、暴言に無視はあり得なかったのですが…。

 

妻が短い育休からいきなりフルタイムでの職務復帰をして、毎日ではなくても残業する時はありました。

 

少ないながらも出張もありました。

 

私はというと、甲状腺機能低下症は既にわかっていたけれど、副腎皮質機能低下症の可能性は否定され続けていたため、何とか職務能力を維持して、可能であれば起業に参加しようとしていました。

 

当時は「サラリーマン金太郎みたい」と、どうやらその当時に流行った漫画とドラマの主人公と似ている、そっくりだと言われながら、先方に事前許可をいただきながら、起業に関わる企業や事務所に出入りしていました。

 

更に、この行き来の合間に、公園で我が子を遊ばせることもありました。

 

 

我が子への表現は、暴言ではなくても、妻の方が言語も感情表現も強く感じることが多かったので、こまめに、丁寧に「なぜ子供にわかりやすい、平易な表現を用いて、子供が何を目的にしようとしていたことかを行動から読み取って、提案する形で説明しましょう」と伝え続けていました。

 

これは成人でも小児でも全く変わらないことで、我が子がこのような適切な対応をされていたら、対外的な関係でも同じようにする可能性がグッと高まるものですよということを、使う単語を含めた表現を毎回のように変えながら、こまめに伝えていました。

 

 

遺伝とその発現に環境要因が関わるように、家庭でリラックスしているからと、気が抜けているからと感情をあからさまに子供に接することは、その種の遺伝があれば、子供自身にとって将来によくない形で発現してしまう可能性がありますから、可能な限り避けて、その感情すら、我が子の理解力をしっかり把握したうえで、言葉で丁寧に伝える必要があります。

 

こういうところで、親の能力、もしかしたら遺伝で、もしかしたら過去の環境要因で引き出された性格や行動が、子供に大きな影響を与えていたりもするのでしょう。

 

 

子供が行おうとしている、行っていることで、急に止める必要でもなければ、強い制止の言葉一つ使うことはありませんでした。

 

女性が我が子を育てていたら、どうなっていたのかな、と、こんな記事を読むと、何となく考えてしまいます。