『アコライト』私見まとめ
キャスリン・ケネディは「退陣の覚悟はとっくにできてるが、勇退?前に最後の一花咲かせたい」意向なんだとか。
2024/08/14
負けが込んだギャンブラーは、大負けの末にもありったけの残り資金で取り戻そうとしてさらに致命的な大負けする。
2024/07/31
福留光帆(ふくとめ・みつほ)動画ついでに、
たった1日24時間で、136万2793回も視聴され、急上昇ランク3位に躍り出た、
最新動画もぜひともご覧ください!
福留光帆の場合は芸人顔負けのお笑い感性が見出され、
与えられた無理めな難関を易々とクリアし、
やることなすこと娯楽(エンタテイメント)に昇華させてるからまったく問題なし!
ボートレースというギャンブルも個人の趣味にとどめており…
いやたしかに仕事はそれ(競艇関連番組)優先で組んでるそうだし、
持論「情熱はあるが勝率はない」で舟券買いは負け続きでも、
それがエンタメとして成立してるんで微笑ましい 。
そんな新星タレントの福留さんと比べるのは甚(はなは)だ失礼ながら、
ケネディの場合は自分が築き上げたわけでなく、
- ジョージ・ルーカスのIP(知的財産)を横取りして、
- 基本理念をガン無視して自分色に染め上げ、
- 初弾『フォースの覚醒』2015は大成功。
- 第2弾『ローグ・ワン』2016も成功するが、第一弾との真逆の方向性から、第3弾以降の先行きが不安視される
- 案の定『最後のジェダイ』2017で致命的大失敗。
- その余波で『ハン・ソロ』2018は記録的大コケで会社に損失。
- 現状で劇場公開最終作『スカイウォーカーの夜明け』2019で幾分挽回するも、完全回復には至らず。
- 直後のジョン・ファヴロー配信作「マンダロリアン」2019が旧来ファンにも好評でようやく復調
- その後ファヴロー指揮の作品(「マンドー・シーズン2」2020「ボバ・フェット」2021「オビ=ワン・ケノービ」2022)は順調に推移
- 監督の起用たちまち解雇という不安定雇用続きのケネディが、唯一の成功助っ人「ローグ・ワン」起用と言えたトニー・ギルロイ作の「キャシアン・アンドー」2022がドラマの重厚ぶりで大成功。
- 「マンドー」のキャラ・ドューン役ジーナ・カラーノがディズニーから強制解雇の影響もあり「シーズン3」2023は迷走気味。
- 「クローン・ウォーズ」2008以来独自路線を築いてきたデイブ・フィローニの延長集大成作品「アソーカ」2023は、固定限定ファンにだけは好意的に評価された。
- 「キャスリン・ケネディ支配下のルーカスフィルム作品は模造品」という認識が旧来ファンに浸透。「ウィロー」2022は配信リストから公開半年で削除。『インディ・運命のダイヤル』2023の興行失敗。
- ケネディ引責辞任の待望論が長年続くも一向に具体的な動きがないことにヘイトが鬱積(うっせき)。
という、事態把握の上で『アコライト』2024の失敗を見越していたのに、
よりによって失敗の先例最悪作『最後のジェダイ』をよしとする内部分子の造反により動画内容に検閲を受けてしまい、
スターケースチャンネル/ココだけの話内での自由な発言が遮(さえぎ)られてしまった。
その人の論法によれば、
「スター・ウォーズのファンならば、喧(かまびす)しい外野の意見に迎合するのは控えるべき」とのことだが、
違う人が異なる思惑で生み出した作品を「同じもの」と同一視する方がどうかしてやしないか?
作品の作り手や共同制作者、ひいては動画配信の編集担当も料理人に例えられよう。
奇抜で風変わりな献立を思いつくのはけっこうだが、それが食べる人にとっておいしいかどうかはまた別の話。
料理人は誰だって、これがおいしいと信じた料理を供するが、
それをおいしいと判断するのはお客の方で、
お客を満足させない「まずい料理しか出さない店」は潰れてしまう。
『アコライト』はゲテモノ料理のフルコースで、
- 同性愛者で性的嗜好も美的感覚も風変わりなガハハおばさんのコブダイの化身レスリー・ヘドランドが、
- レズ友のレベッカ・ヘンダーソン演ずるジェダイ、ヴァーネストラ・ロウを主役に据えたが、
- 最初からその筋立てでは非難轟々を見越して、シーズン1は前フリに徹した。
- つまりヘドランドにとって『アコライト』はシーズン2からが本域だったが、シーズン1の支離滅裂ぶりで自業自得、その道は断たれた。
- 『エピソード1』1999のアナキンの母シミはフォースにより懐妊し、父親不在なことを紐解くべく、見せかけの主役オーシャとメイの双子姉妹はフォースの天現(天元?)により生まれた一人が二分化したそうだが、母親が二人いて、その種族は女性だけで構成されている。オーシャとメイの前の女性たちの出自は不明のままで説得力がない。
ということまでを見抜いてこそ『アコライト』を論じるべきで、それ抜きでああだこうだと言ってる動画やネット意見には、私は何ら触発されない。
もっともケネディ同様、ヘドランドもスター・ウォーズを完全私物化して自分色に染め上げてしまったことに触れさえすれば、些末な各論に触れる必要もないわけだが、それすら怠って「マズイ料理を客のバカ舌のせいにする」店の立場を擁護する論法に乗っかるほどバカじゃないんで。
『アコライト』で白眉はジェキ・ロンを演じた演者が特殊メイクしてようがカワイイことで、
今調べたら『LOGAN/ローガン』(2017)
『デッドプール&ウルヴァリン』(2024)のローラ・キニー/X-23役の
ダフネ・キーンだった。
この記事(『デップー&ウル』IMAX再見/『ツイスターズ』補完)にいただいたコメント。
hitac
↓
hitacさんはツブサにまんべんなく映画をご覧になられてますね。
律儀に予習の意味で関連作を見直されたそうですが、
私はそもそも『ブレイド』全3作が完全未見。
でも見なけりゃ予習作もわからないんで、
『デップー&ウル』に出し抜けに登場するキャラたちに、
「あれ、ブレイドじゃん! こいつ誰だっけ、エレクトラ? ローラ、こんなにきれいに成長してさすが!」感覚を堪能しましたね。
しかし、かくも役者の力は偉大ですな、こんなとっちらかった映画なのにあの二人がいるだけでまとまってしまう
↓
デップーは健在は共通認識でも、もう2度と見られないと思っていたヒュー・ジャックマンのウルヴァリンの再演と、ヒューマントーチ(クリス・エヴァンス)のチョイ役扱いどころではない、出ずっぱりのウルヴァリンとようやくの黄色いスーツと場違いマスクにしびれました!
とはいえ初期のX-MENの再視聴は苦行でした、やっぱり2008年のダークナイト(前編としてのビギンズ含む)とアイアンマンはヒーロー映画のパラダイムシフトで以前以後で何もかも違ってしまっている。
↓
『X−メン』初回鑑賞当時は、初のマーベル実写化でまともな映画だったので、
ところどころつたない場面があるにせよ、満足してましたけど、
2008年の2大革命作の到来で、様相はすっかり激変しましたからね。
いつもコメント、ありがとうございます!
今回はこの辺で〜!
なんで遅れたかというと、すっかり忘れている最初の『X-MEN』(2000)から『ローガン』(2017)まで全部見直すというアホな事をやってたからなんですが
(『ブレイド』1998やら『ファンタスティック・フォー〔超能力ユニット〕』2005まで必要だとは思わなかった・・見なおしてないよ・・)