ついに、2016年になってしまったよ。
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まずは恒例、
本ブログの読者の皆様に年賀状。
説明するのもヤボだが、
英語がわからない人には新年早々イヤミなので、
ざっくり訳せば、
今年の干支(えと)、申(さる)にちなみ、
『猿の惑星』(1968)から偉大な猿(The Lawgiver)にお出ましいただき、
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「エイプ(APE)の方が、
(ABEより)うまくやれる」
2016年から、かわりをつとめて、いいかなー?
———というシニカルな文面。
にしても、こんな異常事態が、もう丸々3年だよ。
「永遠に続くわけない、誰かが止める」
と思ったのに、止まらないまま、暗黒政治が4年目に突入。
マスコミ支配が完了し、
夏に衆参同時選挙で、
またしても自民が圧勝。
↑なんで実施する半年も前から、結果がわかってるんだよ!
勝つように仕組まれてるのがバレバレじゃん。
選挙する意味がない。アホクサ…。
改悪憲法案が通過して、
国民投票でも僅差で可決。
これも今から、もう決まってるんだよ。
その後は書くのもはばかられる、
未来地獄図。
止まらないのは、止めるはずの人がふるいにかけられ、
間引かれていくから。
まずは気づいてない人がたくさんいる。
よりによって、自分に牙をむいている相手を応援し、
味方や仲間を責め立てている。
動かざるを得ない状況に追い込まれて、
やむにやまれず活動している、
SEALDsを、「大人に利用されてる」と冷笑的とか、
デモの人数を、何万人規模(tens of thousands of)と報じた海外記事を、Thousandだけ読み取って、千人規模だと読み違えたり、どんだけ無教養、無知、無学なのか?
なにしろ3年間、散々いじめ抜いた相手を目の前にし続けたら、
怒りや憎しみの矛先は、当然いじめた当事者に向くはず。
それなのに、
うんとまともだった前任者の記憶の方が鮮烈に蘇って、
重箱つつきの反感が勝り、
あの頃には戻りたくないって、考えるはずなんかねえだろ!
……のはずなのに、
いまだにそのセンで行こうとしてる、
池田信夫とかが、大学の講師に招かれている珍事。
「朝まで生テレビ」とか田原総一郎も、
表向きは反権力っぽくても、
池田や三浦瑠麗とかを、平気で出演させてる時点でダメだろ。
工作部隊は、あの手この手で、
洗脳操作にいそしみ、
それにホイホイ乗っかる、
サル以下の知能が、何と多いことか。
次に、気づいていても、
問題はないと考え込んで、
気づかないふりをして済ませようとする人たちがいる。
あいつの鮨友(すしとも)の、
時事通信社の田崎史郎なんかは、はっきり悪役とわかりやすいが、
不正、犯罪とわかってるくせにしらばっくれて、
告発、糾弾を避け続けている、
池上彰とかの方が、かえってタチが悪いよな。
とにかく「問題ない」と思い込んだだけで、
ひとりでに解決するわけないんだから、
どうにかしないといけないわけだが、
問題を認識、把握しただけでは足りず、
当然、それに対する具体的な行動を起こさなくてはならない。
ここで、自分が行動を起こそうと考える人が、
ほとんどいない。
「なんでよりによって自分なんだ? 他の誰かがやってくれるだろ」
もあれば、
具体的な行動が、さっぱり思いつかない人もいる。
作家の真山仁氏は、
「誰もが日々の雑事に追われ、他の事に気を回す余裕がなくなり、
そこをまんまとつけこまれている」
と世相を分析されていたが、その通りだと思う。
作家こそ、そこらへんこそを自著で掘り下げるべきなのに、
日本で最も、世界に発言権のある村上春樹も、
中国の体制批判とかの発言しか出て来ず、
もっと緊急優先事項があるだろうに、
あいかわらず、今さらどうでもいいようなゴミ小説ばっかり書きやがって。
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こう言う人たちは、社会体制が今のままや、
もっと悪くなっても困らない地位まで上り詰めちゃってるんで、
あえて貧乏くじを引きたくもないし、
そもそも「どうしても」っていう「必然」じゃないから、
問題解決のために具体的な行動を起こすことなんて、
思いつきもしないんだな。
となると
○ヒマをぶっこいて、この問題を考える時間がありあまり、
○解決方法を思いついた人間が、
○具体的な行動に移るわけだが、
そういう人の人数は、思い切り絞られる。
さらにそこまでは行き着けたところで、
その先に進めるかはわからない。
自由度が枷(かせ)になって、
そんな無に等しい存在の声に、
誰も耳を貸さないという権威主義がはびこっているからだ。
とはいえ、希望は必ずある。
真実や真理を見抜ける人は、国民の数だけいる可能性がある、
いくらふるいにかけても、
ゼロにはならない。
たとえば、『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション (2015)』
を取り上げた本ブログ記事へのコメントで、
映画を未見としながら、
なぜか「煙突屋ペロー」を引き合いに出してきた人がいる。
そのアニメをまったく知らず、
あわててチェックしてみたら、
その結末は、ふしぎと『ハンガー・ゲーム』と符合していた。
新年早々、ペシミスティックな書き出しだが、
明るい展望を示しても、一向にそうならなかった3年間から学び、
事態を憂慮していることを示せば、
逆転に結びつくこともあろうかと。
賛同いただける方のみ、今年もおつきあいくださいませ。