劇場版エンプラをデザインするB/アンドルー・プロバート〈その5〉 | アディクトリポート

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これ(劇場版エンプラをデザインするA)
の続き。


2015/10/22 に公開された、バリバリの新作動画!

アンドルー・プロバートが、
映画用エンプラの円盤形の第一船体の直径を、
「フェイズ2」用よりも増したのは、
めらーに
機関部を内包する(葉巻型と称されていた)第二船体の、
TOS版からフェイズ2版へのシェイプアップとの兼ね合いで、
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よりバランスが取れるようにと言う配慮からで、
その他の改変もすべて、
フェイズ2版の変更の秀逸だった部分が
より引き立つようにとの配慮だった。

この設計思想に基づく細部の改変で、筆頭に挙げられるのが、
光子魚雷発射管

TOS版では、どこから発射されるのか、よくわからなかった光子魚雷。
net
↑第一船体の底部から、
フェイズ2版で、発射管の位置が、
↓第一船体と第二船体をつなぐ首の付け根に移動。
でふぉ
↑これを作図したデビッド・ショー氏によれば、
ここは当初は光子魚雷ではなく、
フェイザー(位相光線)を発射する砲塔で、
↓中央の目のような発光部は、
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照準レンズという設定だったらしい。
↓光子魚雷発射管に変更されて、
ふち
↑明確な二連装になったが、どちらにせよ、
外形の輪郭は、円筒状に丸みを帯びていた。

↓それをプロバートが、角張った外形に変更したのは、
まんせい

TOS版からフェイズ2版への変更で最も顕著な、
ワープナセルの円筒形から角張った形状への変更と、
んjんjんj
その他の船体各部の雰囲気も、統一するためだった。

プロバートは、
●シャッターの開閉機構をつけて、ふだんは閉じておく。
●発射管がむき出しのままにしておく。
——等々を試行錯誤し、
dezainn
最終的な形に落ち着いた。
mmmm

光子魚雷マニアにはたまらない、発射管周辺のディテールが判明する資料写真。
でぃて
大判元画像はこちら

今日はここまで。