スポットライトC: 1/537エンプラ補完計画〈その22〉 | アディクトリポート

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本ブログのスタートレック記事は、
本来の連続企画、
1/537エンプラ補完計画
がダラダラ長引くうちに、
通算5回もさしこみ別記事が続いたが、
いよいよ、ライティング(照明効果)の最終回になる。

実に1年以上前のこの記事(2014年2月8日)の、
7.スポットライト
に相当する、
エンタープライズ号の、
扇状に広がる部分、
sann
あるいは認識番号(NCC-1701/A)や船名(艦名)等の、特定部位を照らし出す、
みst
シャトルベイのドアの縁(へり)も、実際にはどう照らしているのか、永遠の謎。
スポットライト効果を模型で再現するには、
従来型LED(発光ダイオード)よりも、
進化型のSMD(Surface Mount Device=表面実装デバイス
=チップ型LED)

の方が向いてるんだとか。

しかし、1/1000スケール30センチ級ではさすがに小さすぎて、

雰囲気だけで、完全再現とは行かないらしい。



↓このamt/ERTL版1/537スケール60センチ級モデル(57センチ)と、

↓このポーラーライツ1/350スケール90センチ級モデル(87センチ)では、



ハッキリクッキリ照らされてるが、
このわざとらしい照明効果は、
どのようにして実現してるのか。

これは一種のトリックで、
キットの成型色が光の透けやすいホワイトなのを利用して、
光源を内部に仕込み、

↑上下どちらも、
↓ポーラーライツ1/350スケールでの改造作例。

明るく照らしたい箇所の裏側だけ、
遮光処理を間引くというやり方で実現している。

↑リライアント1/537スケールのワープナセルの例。4:05あたりより。
↓ポーラーライツ1/350スケールを使用した作例。


このやり方で、
どうやって照らしとんねん?
↓エンプラのワープナセル終端はともかく、
んjんじゅ
rtray
↑リライアントの同じ箇所は、なんで照らせてるのかは、永遠の謎。

——の箇所はもちろん、
スタジオモデルでは、厳密に照らし元が確定していても、
プラモでは、なかなか理想的な形にスポットが当たりにくい箇所にも応用できるし、
↓全てポーラーライツ1/350スケールの作例。
めす
LEDやSMDでは、まずもってムリな形でも
↓「照らせる」わけ。
がや
↑第一船体(円盤部)の上面。
↓第一船体の下面。
どないやねん
1/537スケールの例はこちらで

このやり方は、
日本でも、川崎のバー「PEPPER LAND」(ペパーランド)のオーナーバーテンダー、
小宮山満雄氏も、ポーラーライツ製1/350スケールでの作例を、
「キャラクター・エイジ」誌で紹介している。


…なんだけど、
これってしょせんトリック(ごまかし)なんで、
そうはやりたくない
=SMD(チップLED)で自然に照らす光を差す方法を選ぶ
人もけっこういる。

LEDのないムギ球時代に、
鉄道模型の探照灯を埋め込んで、
スポットライト効果を実現した人もいるんだしね。
rokku

また、プラモデルに実際にスポットライトを仕込んで照らすと、
円盤部のフェイザーバンク(砲塔の半球状ポッチ)から影が差すので、
わざわざそこまで再現してる人もいるが、
↓この影はスタジオモデルでは発生しないので、
どや
プラモデルのポッチの背が高すぎるらしい。
トレックワークスのボイド氏は、だから、
ポッチの高さを低く改造して切り抜けていた

というわけで、実に1年以上かけて、
エンプラ電飾関連記事は、
ようやくこれにておしまいです!

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