職人の腕が落ちる時 | アディクトリポート

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それこそ中学時代からずっとお世話になって、
不本意ながら2003年あたりからそれが再開していた、
近所の自転車店の店主が、77歳で亡くなられた。

「はっ、そういえば」と思い当たるのが、
たしか去年チューブごと交換した、
マイチャリの前後のタイヤの調子が、ずっと悪いこと。

片方なんか、交換3日以内に2度パンクして、
西新井から草加まで押して帰ってきた。

当然無償で新品に交換してもらったが、
いまだに調子が悪く、乗るたびに空気がビミョーに抜けてて、
必ずスプレー式エアーで補充が欠かせない。

技術者や職人の腕がガクッと落ちたら、
いよいよお迎えが近いと考えた方がよさそうだ。

1978年10月24日の火曜日。
浦賀の叔父さんが亡くなった。
腎臓不全で、入院中は、肌の色がよもぎ餅のように緑色に変色していた。

入退院をくり返し、最後の退院時に、
横浜に新築したてのセカンドハウスに招かれて、
料理の得意な叔父さんに、パエリアをごちそうになった。
…んだが、実はあまりおいしくなかった。

亡くなられた日は、平日でもたしか学校が休みで、
単身、浦賀に向かい、
病院から自宅に戻って来た叔父さんの遺体と対面した。

なんでこの日付を覚えてるかというと、
「未来少年コナン」のラスト1話前の、
第25話「インダストリアの最期」の放送日で、
ビデオのない時代ゆえ、
それまでにはどうしても帰宅したかったから。

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「親戚の葬儀よりもアニメが優先するなんて…」
と思われるかも知れないが、
前週の第24話「ギガント」の最後は、
それぐらい期待を持たせた。

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無事に25話を見たが、期待したほどの出来ではなく、
ちょっと肩すかし。

宮崎駿は、後年の
死の翼アルバトロス」で、
sino
これとほぼ同じ話をくり返す。

そんなこんなで、
私のブログも、普段のキレがなくなったら、
いよいよおしまいだろうし、
自分では気づかないもんだから、
その時は、遠慮なく教えてくれたまえ。

然るべき時に備えて、
現在は承認制になっているコメントを開放するよ。