イマイ木製ヤマト1/350〈その2〉/蒼きヤマトへの憧憬(65) | アディクトリポート

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↓この年賀状で幕を開けた2013年も、
っっっk
今日でおしまい!

多くの方にご愛読いただき、本当にありがとうございました。

来年も(不本意ながら・笑)続けられるだけ、ガンバリます。

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さて、2013年の最終記事は、今年いろいろと注目を浴びた「宇宙戦艦ヤマト」

これ(イマイ木製ヤマト1/350〈その1〉/蒼きヤマトへの憧憬・64)の続きで、
当初は、もっと船舶設計図面に忠実な製品が予定されていた証拠をお見せしましょう。

イマイの1/350スケール木製ヤマトの広告、宣伝は、
niteru
何ヶ月も先行して展開する必要があるため、
実際の製品の完成見本とは大きく異なる、
プロトタイプもしくはモックアップと呼ばれる完成品の写真が使用された。

当時の雑誌2誌に掲載されたこの広告を、
ティム・エルドレッド氏が所有しており、
(雑誌そのものではなく、日本人コレクターの記事スクラップを譲り受けた模様)
本ブログでは、その大判スキャン画像を提供していただいたので、
今日はそれをメインに紹介しよう。

モデルアート誌1981年1月号に掲載された広告
もでる
↑週刊少年チャンピオン誌上広告(※掲載年月日不明)

〈文字情報まとめ〉

↓モデルアート広告
いち

↓チャンピオン広告
にい
キットのみの定価販売と、工具・塗料セットのプラス7500円の二通りがあった。

〈完成見本画像〉

全体像

↓大判元画像はこちら
ふるば

本ブログでは、横500ピクセルが表示のほぼ限界のため、
画像を縮小表示しないためには、やむをえず分割表示。

2分割

モデルアート広告

どや
↑船体中央に横並びしているミサイル発射口は、実際の製品にはない。
後端のエンジンノズルについた左舷のフィンは、なぜか赤く塗られている。


チャンピオン広告
され
↑波動砲口周りの形状や、彫り込まれてくぼんだ魚雷発射管などは、バンダイのプラモデルの造形に準じている。

最大分割

モデルアート広告(5分割)
ごぶん

チャンピオン広告(4分割)
でら

司令塔の基本形状は、バンダイのプラモを拡大しただけ。
もっくあっぷ
パルスレーザーや砲台の形状は、
実際の製品とも船舶設計図面とも大きく異なる。
ここだけの話ですが、
↓実際の製品を使用した作例の第一艦橋の窓枠は、上下逆さまに接着されています。

らちこ

主船体の基本液状、艦橋や砲塔の位置関係は、船舶図面にほぼ忠実。
ぶらんく
比較している立体は、船舶図面に忠実な造形の、
ブラスタルゴ氏の1/700自作モデル
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イマイの木製モデルについては、あっとビックリ、まだ来年につづく。