2月の記事も、今日で最後です。
これまで、字のうまい人の例として、
長澤まさみと
加藤浩次を挙げたが、
今日はヘタな人の例。
と、その前に。
話のきっかけになった、
「怪しい噂の集まる図書館」は、
さすがに美文字・汚文字企画ばかりやってるわけにもいかず、
2/19放送回では、
絵が上手い芸人vsプロ漫画家
の、石膏デッサン対決に移行し、
(翌週26日放送分で、また元の企画に戻ったが)
ほぼ時を同じくして、
「Oh! どや顔サミット」も、
主婦タレントの品格チェック
で、玉子焼きを作ったり、さんまを食べたりの腕比べで、
ついに筆文字の審査が姿を消した。
こうしてタレントの字のうまい、ヘタを見極められる番組は、次第にフェードアウトかと思われたが、
「使える芸能人は誰だ!?プレッシャーバトル」
(木曜夜7時)
が、字のうまいヘタではなく、漢字の書き順にこだわる内容
(芸能人漢字書き順トーナメント)にシフトしてきており、
そこで筆文字の美醜を見て取れる。
でもって、この「プレッシャーバトル」
司会が浜田雅功、
制作局が大阪の毎日放送で、
しかも内容がこれってことは、明らかに「どや顔サミット」の対抗番組だが、
それのみを取り沙汰して、「プレッシャーバトル」は「どや顔」のパクリ、ということにはならない。
なぜなら、そもそも「どや顔」が、「イチハチ」の内容をかっさらったもので、
「プレッシャーバトル」は、その因縁があるからこそ、わざと「どや顔」に似た作りになっているからである。
さて、ようやく今日の本題。
字のヘタな人。
それは先日判決の下った、
元オリンピック金メダルの柔道選手、
内柴正人。
テレビのニュースで、獄中からの手記の一部が紹介されたが…
この字がひどい。
この字を見れば、ファイター(格闘家)としては一級品でも、
人格的には、粗暴そのものなのが見て取れる。
彼が女子の「指導」にあたっていたのは、
練習後に、「いくらでも食えるから」だけだった。
この異常事態が、
一人の勇気ある告発で白日の下にさらされたわけだが、
彼にとっては日常茶飯事だったことが、
今さらどうしてダメになったのか、
未だに理解できてないらしく、
事件の重大さを認識する言葉や反省の弁はなく、
ひたすら置かれた状況を淡々と綴っているのが怖すぎる。
判決たちまち、控訴します宣言ってとこにも、
自分を客観視できていない異常性がよく表れている。
と言う分析に借り出されたりもしちゃうから、字は大切だよ!