ASUSを、エイスース(といった感じに聞こえたが、厳密にはエィスゥス・「エ」にアクセント)と呼んでいた。
その日本語CMを探したが見つからず、
アメリカでは「エィスゥス」らしく、日本語版もこれに準じている。
↑このCMなんか、「エイスース」と言うようにと、強要してるじゃ、あーりませんか!
エーサス(エイサス)だと勝手に思い込んでいただけに、かなり驚いた。
かわりに?こんな記述が。
(以下転載)
知っていても読めない単語が横行しているITの世界。「リナックス」「リヌックス」「リーヌークス」「ライナックス」などのように、そのまま言語学の題材になりそうな単語もあります。そんななか、ひとつの決断を下したのが日本でもすっかりお馴染みになった台湾ブランドのASUS。これまでは「アスース」という呼び名で初心者の混乱を招いてきましたが、このたび読みかたを「エィサス」とあらため、今後は玄人の混乱を招く方針となりました。ということは、企業名も「エィサステック」? まさか、と思われた方は続きに掲載した教習動画をごらんください。
追記(12/21):
新しく「エィスス」派、「エィソス」派なども生まれる中、ASUS日本の中の方がTwitterでつぶやいています。
ASUSの日本での読み方は「アスース」が正式です。
日本参入時から今まで、1度も変更したことはありません。呼び辛いと言われることは確かに多いのですが、社名なのでお許しください。
また、イベントなどで皆様から、「エーサス」や「アサス」と呼びたいと言われることがあります。それに対して「駄目です、アスースと呼んでください」とは、やはり言えません。これがまずいんですかね。
一方、ASUS北米の中の方は、やはりTwitterでアルファベットの「エー / エイ」にドクタースース(Dr. Seuss)の「スース」だと説明しています。つまり「エイス(ー)ス」。真面目に考察すれば、ペガサス(Pegasus)由来で「アスース」と名乗ってきたが、英語圏では「エイスス」と読まれてしまいがちなのでそちらに従うことにした、でも日本はカナで登記しているので今後も「アスース」、ということでしょうか。だんだん誰の意見を尊重するのかという話になってきましたが、とりあえずこれまで「エイサス」と言ってきた方も、「エイサス」と言っていた方を非難してきた方も、過去を責めることはないようです。
???????
読めば読むほど、わけがわかりません。
どうでもいいから、オレは今後もエイサスと呼ぶことにしようっと。
さて、この記事のテーマは、“IT”がないので、一番近い“Apple”かというと、なぜか「猿の惑星」
なぜならASUS同様、猿の惑星のオスザルの名前は、古代ローマ人よろしく、のきなみ“-us”で終わっていて(一部例外あり)、これまたASUS同様に、必ずしも「アス」となるわけではなく、読みが一定していないからです。
コーネリアス(Cornelius)
言わずと知れた、小山田圭吾の一人ユニット、『CORNELIUS(コーネリアス)』の語源だが、
演じたロディ・マクドウォール(Roddy McDowall)の表記の方が問題。
Mcdowallは、「マクダウアル≒マクダワル(Mcdow-all)」であり、英語版の予告編でもそう呼ばれている。
もちろん名前の呼び方は時代や地域によって異なるものだが、いまだイングリッシュネイティブが「マクドウォール(Mcdo-wall)」と呼んだのを聞いたことがない。
ロディ・マクドウォール(マクダウアル/マクダワル)は、1~3作目(『猿の惑星』・68『続・猿の惑星』・70『新・猿の惑星』・71)でコーネリアス、4・5作目(『猿の惑星・征服』・72『最後の猿の惑星』・73)で息子のシーザー、テレビシリーズでゲイラン(同じ名前は、映画1作目のオスの医者、Galen として登場している=日本語版では「ゲラン医師」)と、全作にチンパンジーの主役で皆勤賞だと思われがちだが、
『続・猿の惑星』のコーネリアスだけは、デビッド・ワトソンである。
↑特殊メイクのせいで、ほとんどわかりませんが。
ルーシャス(ルシアス Lucius)
ルーシャスという名前は、演者ルー・ワグナーのもじりと思われる。
ジュリアス(Julius)
演者はバック・カータリアン。
1作目のゴリラの肌の色は暗灰色。2作目から真っ黒になってしまう。
ドクター・オノリアス(Dr. Honorius)
演者はジェームズ・デイリー。
ドクター・マキシマス(マクシマス Dr. Maximus)
演者はウッドロー・パーフレイ。
????????
みんな、「アス」で、読みは一定してるじゃん!
いやいや、油断はできません。
ドクター・ゼイウス(Dr. Zaius)
演者はモーリス・エバンス。
他と読みの歩調を合わせると「ザイアス」のはずで、1970年代の日本語吹き替えでも、そう呼んでいるもの(初放送のTBS版で熊倉一雄がザイアス役)が多かった。
ところがテレビシリーズ『猿の惑星』で、「ゼイウス議長」。
(Council Zaius 演者はブース・コールマン。たしか声は永井一郎)
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おいおい、ザイアスだよ!
と思ったが、後年に映画1作目をDVDで英語音声で見て聞いて、
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彼だけは、当初から一貫して、ゼイ「ウス」なんだと確かめた。
思うに、英語って言うのは、型にはめて画一的にやるのがそぐわない言語らしく、「なんであっちがこうなのに、こっちはそれと同じじゃないの?」が、至る所に頻出するものらしい。
ちなみに原作は、フランス人のピエール・ブールがフランス語で書いてる(“La Planète des singes”)から、
Corneliusは、「コルネリウス」ですよ、たぶん。
といったところで、今日の話は
Owaridus オワリダス。