6/26に入院する直前に、先行のIMAX-3Dで鑑賞。
ただし当時は入院前なので、持病の多飲、頻尿の症状で、
2時間以上の映画を、トイレに中座せずに観るのは不可能だった。
そこで症状が改善した退院後に、2D(DLP上映)で再鑑賞。
絵づらは同じはずなのに、あまりの違いに驚く。
2D(平面)と3D(立体)というだけでなく、
臨場感とか迫力が全く異なる。
橋から吊されたクルマから
子供を救出するシーンとか、
緊迫感とかハラハラ度が、まるで別物!
2Dだと、なんか冷静に見ちゃうんだよね。
とにかく今回は、前の3作
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とは、やり方を変えようって事で、
スパイダーマンの正体がピーター・パーカーだということは、
随所で実にあっさりと明かされ、
秘密でも何でもない。
前3部作で説明があった事柄は省略されたり、
↑スーツの素材として、スパンデックスに目をつける場面はあるが、どうやって調達したのかは描かれない。
スーツ制作はシルク・ド・ソレイユだって!
変更されている。
↑ストリングは人工の合成物質製だが、
※訂正情報はこちらで。
そのほか、けっこうアバウトな場面も多く、
ピーターがどうして、血清(解毒剤)の番号を知っていたのかは謎。
一番不可解なのは、リザード。
「トカゲは尾や手足が再生できるので」云々の説明があるが、
再生するのは尾だけだし、しかも新たに生えてくる尾には骨がないんだけど……。
ネズミのフレディは、欠損した右前肢が、このおかげで生えてきて、しかもしっかり骨も形成されてるし、
同じ再生能力をコナーズ博士に応用したら、
博士の欠損した右腕が再生しただけでなく、
大トカゲに変身するという全く不可解な現象については、
「なぜだか」と、字幕わずか4文字でごまかされている。
昨今はスーパーヒーローが氾濫してるんで、
ウルヴァリンみたいに、
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傷なんてヘッチャラと勘違いしてる人も多かろうと、
顔や体が傷だらけのシーンがけっこうある。
ヒロイン(エマ・ストーン)は、
このシリーズのお約束?で、オバサンくさく、
しかも今回は、相手役の男性(アンドリュー・ガーフィールド)が小顔なので、
並ぶとバランスが悪い。
むかし、コーセイのCMで、
瀬戸朝香より、唐沢寿明の方が小顔だった…。
前3作では、CGバレバレだった、スパイダーマンの「飛行」シーンは、
今回は可能な限り、実写で撮影されている。
個人的にツボだったのは、最後にスパイダーマンが、クモの巣(spider web)を放ち、
そのまま監督のマーク・ウェブ(Webb)につながるところ。
名前は偶然だけど、このやり方は、明らかにねらってますね。
クレジットの途中に挿入される場面の、この人物は、
瀕死のノーマン・オズボーンではないとのこと。
日本公開用だけの日本人アーティストの歌それ自体は、悪くないと感じました。
オリジナルと聞き比べたくはあるけど。
今回はこれぐらいでカンベンしてください。