一身上の都合(笑)により、
しばらくザクの話を延々と続けます。
ガンプラと別路線を歩んだバンプレストは、
安彦良和の画風に忠実な、劇中タイプの太めザクを多数立体化、製品化してきたが、
それ以外にも、
↓安彦風(右)でも、大河原風(左)でもない、
太めザクも製品化している。
その路線で最初は、
たぶん、
2003年の、
機動戦士ガンダム
EXシリーズ
ウェザリング&ライトフィギュア~高潔!シオンの忠臣編~
全3種
の量産型ザク
ではないだろうか。
固定ポーズで、頭頂部までの高さ約11センチ。
背中のボタンを押すと、
LEDの赤いモノアイが光る仕組み。
背中など、劇中のザクのプロポーションに、
通じるところ大。
同じ造形の方向性で、シャア専用ザクもある。
シャアザクの初版の流通時期は不明だが、
~ジオン軍スペシャルアソート~は、2008年9月の出荷。
量産型、シャア専用のどちらも鼻面が異様に短く、
おちょぼタコ口。
安彦ザクを目指した、2011年発売の「ROBOT魂」ザクⅡとは大きく異なり、
むしろ、2012年発売の「ROBOT魂」グフカスタムに近い。
ウェザリング&ライトフィギュアに話を戻すと、
孤高の太めザク路線を貫き通したため、追随造形の例はなかった。
と思ったら、
現在、ちょうどコンビニで発売中(2012年4月下旬発売)の、
バンダイFW(フージョンワークス)
ガンダム スタンダート(13)
のZAKU Ⅱが、
下半身を中心に、
なかなか上述フィギュアに相通ずるテイスト。
ところでこの「スタンダート」、第13弾ってことは、第1弾はいつだった?
これによると、
2003年より「究極のガンダムフィギュア」を目標に展開してきた「FW(フュージョンワークス)」(=ボークスとのコラボ企画)が新展開いたします。
今回のシリーズは、兵器としての存在感を意識した“カッコいい立ち姿”を最大の価値に据えた「STANDart:」シリーズ。
…年度が不明。
さらにこれによると、
従来は『Ultimate Operation』というブランドで発売されていたPVC製塗装済みコレクションフィギュアが、
07年11月から『GUNDAM STANDart』シリーズとして再スタートを切りました。
ということで、スタンダートは2007年11月から開始されたらしい。
時間切れでもあり、今日はここまで~。