マンガの映画化らしいが、マンガ独特の荒唐無稽さとケレン味がしっかり効いてて、よかったんではないでしょうか。
要求されてる演技とはいえ、一本調子に終始絶叫しまくる藤原竜也クンは、もう少しメリハリをきかせてもよかったかな、という気がしないでもありませんが。
荒唐無稽な話と片付けられない、金融の闇の部分を、象徴的によく描いている原作じゃないかという気もしました。絵柄が好きになれず、読んでませんけどね。
そこそこのできで、これに目くじらたてるのは、大人げないんじゃないかと。
で、映画については大して書くこともないんですが、これを見に行く道中で、色々あったのでついでだから書いておこう。
まず、例によってお金がない。
しかしまだ余裕のある時に、109シネマズでＩＭＡＸ作品ばっかり見てたから、いちおうポイント鑑賞はできる。
というわけで、埼玉県草加市から、南埼玉郡菖蒲町のモラージュ菖蒲まで、
チャリで行ってみた。（10/23）
直線距離で31キロ、移動距離は概算で約32.5キロ。
往復だと65キロとなる。
行きの午後３時頃、春日部駅を過ぎてしばらくすると、歩道に小学校低学年の女の子達５～６人が横一杯に道をふさいでいる。
一番道路側の子は、手でヒッチハイクのサインまでしている。
なんじゃらほい？
近づいてみたら、いちばん左で、つまり道路から一番引っ込んだ位置にいる子が、顔からところどころ出血し、固く口を結んでいたが、どうやら中が血だらけの怪我をしている模様。
彼女の友だちは、絆創膏かティッシュはないかと訊いてくる。
ケータイを貸すから、家に連絡とれば？
と提案しているところに、母親の一人がかけつけた。
すぐに道路の反対側に、小学校の先生の車も。
で、どうも友だち同士でつかみあいのケンカになり、一人が思わぬ大けがになったんだとか。
次は帰り道。
春日部駅の線路際を、反対方向にわたる道を探していた。
そしたら駅の背の低い囲いをまたいで、背広姿の男性が、さっさと線路内に入り込んでいく！
電車に間に合わせるためかと思ったが、なかなかプラットフォームにあがろうとせず、それどころか上で電車を待っている人に、何事か話しかけている。
クレイジータウン春日部！
クレヨンしんちゃん原作者、臼井儀人さんのご冥福をおいのりします。
↑この画像は、馬鹿像（ばがぞう）より。
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