土曜日の朝のNHKラジオ「山カフェ」という番組があります。一月ほど前のゲストにプロの山岳ガイドの方が出ていました。この方はエベレスト登頂のガイドもされている方のようです。


(梅雨の晴れ間に会津磐梯山に登ってきました。山頂からの眺めです。奥に見えるのが猪苗代湖です。)


MCの石丸幹二さんがインタビューしていました。(私の記憶を元に書いています。多少不正確です)

石丸「自分一人で登るのも大変なのに参加者の皆さんを引率して無事にエベレストの山頂に立った時の心境はどんなでしたか」

 

 

(奥に見えるのが桧原湖です。明治21年の大噴火で川がせき止められてできた湖です。この噴火で大小300以上の湖沼ができました)



私は想像を絶するような苦労があったんだろうな、なんて答えるのかなと聞いていました。

ガイド「そうですね。いい景色でしたね」

石丸「いいけしき・・・ですか、エベレストが」

  「・・・・・・・・」しばしの沈黙

まったく予期せぬ答えに石丸さんは絶句。私も胸がつまりました。石丸さんは声が震えて泣きだしそうに聞こえました。なんとか振り絞って話を聞きます。

 

 

(遥か彼方に万年雪を頂いた飯豊連峰が見えます)



石丸「参加された方全員の生命といっしょに夢も預かっているんですよね。そのプレッシャーはなかったですか」

ガイド「もちろん、それはあります。頂上に立ったと言っても下りもありますから気は抜けません。ただ、ちょっと一息つけるかなっていうのはあります。それに山頂はいい天気のときが多いんですよ」

石丸「いい天気でいい景色がみられるんですか・・・エベレストで」

石丸さんはまた黙ってしまった。いい天気もいい景色もそれをつかみとるには気が遠くなるほどの準備と修練の時を重ねただろうことは私にも想像できる。


山好きのがんサバイバーとしてはたまらないコメントでした。

寛解が山に例えれば山頂ならきっといい景色が見れるはずです。

今闘病中のみなさんも必ず山頂についていい景色を観ることができますよ。

 

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