いきなり寒くなりましたがいかがお過ごしでしょうか?

どうも

くまです。

 

最近になって白髪が気になりだし、鏡二つで頭のてっぺん辺りを見て驚愕!

ええ、いつの間にこんなに白髪が増えたの!?

 

もともと白髪は若い時から生えていて、若白髪なんて嫌だわーって言っていたけど、

もうそれが通用する歳ではない。

 

これは染めなければイカンと思い、早速ドラッグストアへ。

 

白髪染めが左棚、ヘアカラーが右棚にある。

今までお年寄りコーナーだと思っていたエリア(左棚)に足を踏み入れ、

ついに私もこっちの世界にやってきたのね・・・としみじみする

 

最近の白髪染めは種類が多い。

おばさまが染めているイラストや写真もあるけど、

普通のヘアカラーと特に変わらないパッケージも多い。

ハードルも下がったところで、さて色をどうしよう?

 

「新色」と書かれた人気No,1のカラーが一番売れている。

「アッシュ系のダークグリーン」 ふむふむ。

カラー比較で置かれているニセモノの髪の毛の束を指で撫でる。

緑がずっと好きでついついグリーン系に心惹かれてしまう。

 

しかし、どんなに店頭で気に入った色でも、なぜか同じ色になったことはない。

放置時間を守っても守らなくてもなんか違う。髪質なのか、元の色のせいなのか。

一度でいいから若い子がやるような綺麗な緑や青にしてみたかったなー

色を抜いてからじゃないと綺麗に入らないし、日本人の髪にはこれまたグリーンや青が入りにくいのだと、

通っている美容室で聞いた。

 

ふーん、それなら一回ブリーチで抜いてみようかしら??

一日だけ金髪にして、次の日に気に入った色でも入れてみようかな。

そんなことを考えていたらワクワクしてきて、若い子エリア(右)にブリーチを探しに行く始末。

 

今更別に誰に何を言われるわけではない。どんなに派手な色だろうと校則も規律違反もない。

でも でも でも が頭をぐるぐる回る。

でもこんな色で幼稚園にお迎えに行ったら

でもご近所さんに何を言われるか

でもこの色が似合う年齢なの?顔なの?

 

長年自分に染みついた常識や規律、こうあるべき、振る舞い、はそうそうすぐには変えられない

たった一日、たとえ土日だけの冒険だったとしても。

そんなことを考えていたら、あのワクワクした気持ちは、シュ~っと私の中から消えてしまった。

面白味のないダークブラウンのヘアカラー(白髪用)をかごに入れ、しょんぼりした気持ちのまま会計に向かう。

 

でも でも でも・・・

 

でも私、ダークブラウンじゃない。

 

何に納得していないのか、納得出来ないのか、自分でもわからなくなる。

 

 

やりたいと思ったら迷惑だろうが常識だろうがどうでもいい!!と、

やってしまう若者の勢いと性格。

 

若気の至り、なんて素敵なんだろう。

ワクワクしたことをワクワクしながらできるってなんてすごいんだろう。

後先考えずに行動できるって、ある意味才能なんじゃない?

 

一度落ちた気持ちは、ブリーチを再度手に取ろうが戻っては来ない。

土日だけ金髪にしてもきっと戻らない。

 

あの時どうしてブリーチとアッシュ系ダークグリーンをカゴに入れてさっさと会計に向かわなかったのか。

 

そっとダークブラウンを棚に戻し、モカブラウンをカゴに入れる。

カラーガイド5から3へのささやかな抵抗。

 

小さな小さな若気の至り