マクロスF(フロンティア) #24「ラスト・フロンティア」 | 無限回廊幻想記譚 旧館 -アニメ・映画感想-

マクロスF(フロンティア) #24「ラスト・フロンティア」

「覚えておきなさい。
 こんないい女、滅多にいないんだからね」


草原でアイモを歌う幼いランカ・リーとブレラ・スターン、そしてランシェ・メイ。
その時、ランカの歌声に導かれたバジュラによって第117調査船団は壊滅へと導かれた。
ブレラはランカを逃がそうとし、ランカの歌がバジェラを呼び寄せた事を秘密にするように告げる。
全てを思い出したランカは全てが自分のせいなのだと感じる。そんなランカに、グレイス・オコナーは償う方法として心と体を開き、全てをさらけ出すように囁きかける。
まさに悪魔の囁きです。グレイスはバジュラに対して相当深い恨みを持っているのですね。
しかしあの後、どうやって今のようにネットワーク上に自分の精神を入れる事が出来るようになったのだろうか。
それに他の何人かの存在もどのようにして仲間になったのかも謎のままだな。

始まりの地であるガリア4へとやってきたオズマ・リーは、かつて第117調査船団で戦った地にやってきて、感慨深げに呟く。
「また、帰ってくる事になるとはな」
ここに第117調査船団がある事をオズマは知っていたのですね。

オズマはガリア4でキャサリン・グラスと共に調査を行う。
今から11年前、2048年に第117調査船団がバジェラを発見・捕獲してその研究を始めた。その研究者の中にグレイスがいた事を知る。
『フォールド・クウォーツとインプラント技術による超時空ネットワークの可能性について』というグレイスの論文を発見したオズマ達。
そしてカナリア・ベルンシュタインはランシェ・メイは最初のV型感染症の感染者であり、その症状を知らぬままにランカは産み落とされたという事実を医療記録から発見していた。
これまで他の人間が知らなかった事実がマクロス25(クォーター)クルーの知るところとなったわけですね。
視聴者は全て知っている事なので、これらは最終的に共通事実とさせるためだけのフリでしょう。

フォールド・クウォーツを利用して、銀河の端と端でもタイムラグをなくし、銀河規模の並列思考が可能となる。その事実に驚くミーナ・ローシャンだが、ボビー・マルゴは他人に思考が筒抜けとなるのはゴメンだと言う。
銀河を一つにするという理想論は立派だが、そこにあるのはただの綺麗事だけではない。
ラム・ホアはその中心に位置する箇所は、完全な上位存在となると語る。つまり、そこにいる人物が銀河を支配するという事。
それを成しうるのがバジェラの真の女王で、グレイスは自らがそこに付こうと考えているわけだ。
レオン・三島も同じようにそこにいようとしているけど、上手くはいかないのだろうね。

だがこの理論の為には、全人類がインプラント化されなければならない。
そんな事は不可能だと主張するキャシーに対して、ジェフリー・ワイルダー艦長はその為にバジェラを手中に収めようとしているのだと気付く。逆らう者を全てバジェラの力で弾圧してしまうつもりなのだ、と。
確かに無敵の存在だからね。
有効な兵器を開発されても、暫くすればまったく効かなくなってしまうのだから、厄介極まりない。

そしてその為にもバジェラとのコミュニケーションが取れるランカが必要だった。


バジェラ・ネットワークの量子プロトコルを、ランカを通じて解析するグレイスと、彼女に操られるブレラ。
それはこれまでバジェラ同士の通信を解析しても判らない部分だった。
「ランシェ、Dr.マオ……もうすぐよ。
 お前達の血が互いを傷つけ殺し合いを始める。
 そしてその時こそ、私の正しさが証明される。
 人類は、プロトカルチャーを越えるのよ!」

グレイス怖いです((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
まるで楳図かずおの絵のようだ。
ランシェとマオの血が争う。つまり、ランカとシェリルが間接的にとは言え、戦う事になるという事か。

新統合政府に事実を送ったモニカ・ラングだが、通信のタイムラグ、そして議会決議を行っていれば間に合わないのは明白だった。
自分たちがやるしかない、そう決意を固めていたジェフリーはモニカに「着いてきてくれるかね」と問いかけると、モニカは頬を染めて「はい」と応える。
ジェフリーとモニカがすっかりラブラブ?

Dr.マオの娘から、マオ・ノーム宛の手紙を見付けたキャシー。
そこには母親(マオ)のイヤリングを娘に送る、という内容が書かれていた。
つまりシェリルはマオ・ノームの孫という事が、さらりと明かされましたね。シェリルの母親は凄い美人です。ノーム家は代々美人のようだ。
で、結局どんな経緯でシェリルはV型感染症にかかったのだろうか。感染源がまったく不明なんですけど。
ところで、マオから始まってシェリルまで、3代全員がノームの姓を名乗っています。と、いう事はマオもその娘も、婿養子を取ったのか、或いはシングルマザーだったという事でしょう。

キャシーはオズマにそっと囁く。
「不思議ね。たとえ、宇宙に出てきても人の営みは変わらない。
 愛し、結ばれ、子供を産み。
 そして歌や文化が受け継がれて行く。
 思いは巡り、そして伝わる」

「それが生きるって事なんだろうな。
 そんな当たり前の事が……
 超時空ネットワークなんざ、余計なお世話だ。
 だから行くんだ、俺たちは」

オズマはすっかりキャシーと良いムード。
何処までも男前なオズマ。そして相変わらず男前すぎて死にそうで怖いです。
幾らなんでももう彼が死ぬ事はないとおもうが。ルカは死にそうだけどね。


バジェラの母星へと辿りついたフロンティア船団。
彼らの作戦目標はバジェラの防衛網を突き破り、バジェラの女王を倒し、そしてアイランド1を星に下ろしてそこを自分たちの母星へと変える事だった。
作戦開始の準備を整えるパイロットたちの中で、早乙女アルトは一人その場から離れる。
もちろんシェリルに会いに行くのです。

――お前は、喜ばないかもしれないな、ミシェル。
クラン・クランはゼントランとして、愛する男の仇を討とうと誓う。
クランが残ったのはミシェルの敵討ちをするには、マクロス25ではなく、フロンティアに残るしかないと考えたからなのか。
ミシェルは確かに敵討ちなんて望まないだろうし、生きていれば絶対クウォーターと共に行動していただろうからね。
それが判っていても引き下がれないのだろう。

――卑怯者って言われても構いません、貴方が好きです、ナナセさん。
ルカ・アンジェローニは未だ目覚めぬ松浦ナナセを命に代えても守る、と誓い、口づけをする。
残念ながらこの王子の口づけでは眠り姫は目覚めてくれません。
告白らしい告白も出来ずに、ここまで来てしまったルカ。

残る全てをかけて戦うフロンティア。
負ければもはや何も残らない背水の陣で挑むレオン・三島たち。
「あの星は、我々に残された最後のフロンティア。
 願わくば、宇宙の摂理が我らに微笑まん事を」

とても黒い人の言う台詞とは思えません。

リチャード・ビルラーは「もうすぐあなたに会える」と呟く。
――フォールドの波は、因果律と時を越える。
彼の目的はフォールド・クウォーツで人類を支配する事でも、通信とネットワークを牛耳る事でもなく、一人の女性に会う事なのですね。
ビルラーはランシェに惚れてた、というところなのか。

シェリル・ノームの下にやって来たアルト。
「シェリル、俺は帰ってくる。
 この戦いを生き抜いて、必ず帰ってくる
 ……それだけ言いに来た」
「アルト!」
人は一人じゃ飛べない、飛んじゃいけない。
 それが判ったから」

アルトの言葉に、心動かされそうになるシェリルだが、言葉を飲み込むと笑顔を浮かべる。
「やっと気付いたの? ホントに鈍いんだから」
「返す言葉もないよ」
恋人ごっこはここまでだというシェリルを呼び止めようとしたアルトに、シェリルは突然キスをする。
完全に決別のキスです。

「言わないで。今言われたら、それがどんな言葉でも、きっと私は、歌えなくなる。
 だから、何も言わないで。
 ……全部終わったら、続きを聞くわ。
 だから……だからアルト、ランカちゃんを、助けなさい。
 それが出来たら、続きを聞いてあげる」

残されたイヤリングをアルトにつけるシェリル。
このフォールド・クウォーツが何か最後に役立つ事があるのだろうか? アルトの声がランカに届くのか、シェリルの声がアルトに届くのか。
全部終わったら死にそうです、シェリルさん。

アルトに必ず帰ってくるように告げるシェリルは、「こんないい女、滅多にいないんだからね☆」と笑う。
まったくです。
なのにランカを選んでしまうのか……
決意を固めたようなシェリルの表情が返って痛々しい。

いよいよ始まる
――これでいい。もう思い残す事はないわ。後は燃え尽きるだけ。
――今あるのは音楽と、そしてアタシ。
「だから……
 アタシの歌を、聞けぇぇぇぇぇ!!
命を掛けて、最後のステージに挑むシェリル。
アルトが最後の最後にランカではなく、彼女の下に戻ってあげれば幸せに死ねるのでしょうが……ないよなぁ。
生き残れる可能性も低いし。
唯一の望みはバジェラのクイーンの死亡によって、彼女に巣くうウイルスが死滅する可能性ぐらいですけど。

出撃するアルトたちを見送る早乙女嵐蔵と早乙女矢三郎。
「それがお前の舞か」
嵐蔵は笑みを浮かべる。
有人パパは満足そうです。
結局嵐蔵が病気という矢三郎の最初の言葉は嘘では無かったという事なのでしょうか。

シェリルの歌声による援護を受けてバジェラに対して攻撃を仕掛けるマクロスフロンティア軍。
シェリルの歌声はバジェラの統制を乱し、確かに効果を発揮して喜ぶ司令。
この場でもシェリルの着せ替えシステムは有効なんですね。

バジェラに対して攻勢を仕掛けるフロンティア軍。
アルトが、クランか、ルカが、バジェラを撃墜していく。
バジェラを撃墜するアルトに部下たちは喜ぶが、アルト自身は間に合わせの機体の性能を感じ取っていた。

グレイスはランカに敵の襲撃を知らせて、ブレラを使いランカに守るように訴えかける。
星を守る事がランカの償いであり、母親もそれを望んでいると語りかける。
グレイスとブレラの言葉に従って、操られたランカの奏でる「愛覚えていますか」がバジェラの統制を取り戻させ、シェリルの歌声の効果を失わせる。
バジェラのネットワークによって増幅されたランカの歌声。その力を改めて感じるシェリルやルカ。
バジェラ達の攻勢に、次々と沈んでいくフロンティア船団。

「星の守り手に、これ以上相応しい歌はないわね。
 お前達の鍵は私の手の中。
 もう女王の座は私のもの。
 さあ、道を開けなさい!」

グレイスはバジュラの真の女王を守る防壁を破り、真の女王の座を奪い取ろうとしていた。
その先にあったのは1体のバルキリーのような存在だった。
この中にランシェがいるのかな?

「お前は、どうして。
 なんで俺たちを滅ぼそうとする!」

敵として立ちふさがるランカに何故敵になるのかと訴えかけるアルトの前に、ブレラのvf-27が「俺の妹から離れろッ!!」と立ちふさがる。
ランカを自らの妹だと語るブレラの言葉に驚きを隠せないアルト。
まぁ、いきなり妹発言されても驚くわな。しかしブレラは何処までが自分の意志で、何処までが操られているのだろうか。

バジェラたちを守るのが自分たち兄妹の使命だというブレラは、アルトたちを「侵略者」と呼ぶ。
襲ってきたはバジェラだと主張するクランに、先にテリトリーに踏み込んだのは人間達だと主張するブレラ。
「散れ! 銀河の果てへ!!」
平行線を重ねる両者は戦闘を繰り広げる。
ブレラのレーザー攻撃を浴び、アルトの機体が炎上する。
その様子を見たシェリルの絶叫がこだまする。
アルト、散る。
いや、散らないから。辛うじて脱出していたのでしょう。
どうでもいいが、新統合軍になったアルトのコードはサジタリウス1らしい。射手座午後九時?
それにしても、銀河の果てが好きな兄妹だ。

次回 第25話「アナタノオト」
と、いう事は次回のEDは『アナタノオト』で決まりです。
このタイトルという事はランカがようやく自分を取り戻すのでしょう。
次で最終回? それとももう1回あるのか?


「マクロスFギャラクシーツアーFINAL」の追加公演が決定。
11/5(水)という平日のど真ん中で、地方の人間には参加するな、と言わんばかりの日程ですがね……
「マクロスFギャラクシーツアーFINAL こんな沙ビスめったにしないんだからね inブドーカン☆」です。
詳細情報は本日19日24時ごろに公式サイト にて解禁となります。
ちなみに私はFINALの抽選は悉く玉砕。


シェリル・ノーム公式ブログ
ランカ・リー公式ブログ

そしてMay'n単独コンサート“May'n Act”も開催決定です。
詳細はMay'n公式サイト 参照です。

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アニメ 感想 レビュー 第24話