小学校6年生の頃、グリーグのペールギュント「朝」を聞いて、将来フルートを吹いてみたいと思っていた。

その曲について母に話すと、当時LPレコードを買ってきてくれた。

あの時の嬉しかったことは今でも忘れない。

 

子供が成人を迎えてから、自分の一番やりたかった声楽を始めた。

もうすぐ6.5年になる。

 

フルートの楽譜を見ると、声楽に比べて難しく感じて二の足を踏んでいた。

しかし、昨年末に生演奏のフルートで、メンデルスゾーンの「歌の翼に」を聞いてから、瞬間に「やろう!」と切り替わった。

 

音楽教室の体験レッスンを終え、来週から声楽の他にフルートも始まる。

もう気持ちの上でストップさせる理由がない。

演奏したい曲をリストアップすると、そこには多くが声楽曲だった。

 

声楽曲では高音域が私には合っていたので、フルートでは中音域も演奏できる・・・という広がりが嬉しさとしてこみ上げてくる。

 

今年は、声楽では「Bell song」を、フルートでは基礎練習をする。

楽しみながらレッスンしていきたい。